宝物になる本
★★★★★
くまのプーさんはキャラクターとしては有名ですが、お話は読んだことがなかったので購入しました。とても温かいほのぼのとしたお話は何度読んでも飽きることがないので、時間があると読んでいます。素朴ながらも美しい挿絵は見ているだけで優しい気分になります。本を開くと同時に、プーの世界に引き込まれていきました。とても素晴らしい本です。
お買い得です
★★★★★
ISBN-13: 978-0416199611 のレビューです。AAMilneの4部作が入ったBoxケース(表紙と同じで美しい)入りのカラー挿絵のハードカバー英文本です。ページの紙は白色なので、岩波のAnniversary Edition(ISBN-13: 978-4001155860 紙が薄黄色で挿絵の白色部は白で印刷されています)のような版挿絵部分の浮き出し感はありませんが、カラー挿絵に対して文章部分のフォント・大きさのバランスも良く、英文なので当然ながら挿絵に対する文字位置も問題ありません。ページを見開きで眺めて美しく仕上がっている大判のPoohの本としては文句なしに一押し、お買い得です。
E・Hシェパード
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物語もいいですが、なんといっても挿絵。
少年クリストファー・ロビンや、クマのプー、コブタ、ロバのイーヨー、ウサギなど、動物達はあどけなく、
よちよち歩きくらいの子供が持っているような健気さが、彼らの様子からひたすらに伝わってきます。
微笑ましく、この画家は実に詩人であると思う。
ひとつの挿絵からひとつのストーリーが生まれてくる、見ても読んでも楽しくなる一冊です。
生まれかわった新しい「Winnie the Pooh」
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イギリスで話題らしい「プーさん 心のなぞなぞ」「プーさんの哲学」を安く入手しました。
あれ、そういえばプーさんのお話を、きちんと読んだことがないぞ・・・というわけで
選んだのがこの本です。20年前に息子のために買った「絵本 クマのプーさん」(同じ岩波書店)は、
お話しが三つしかなく、作者ミルンさんと画家シェパードさんが見たらがっかりするだろうなあ、
と思ってしまうくらい情けない装幀でした。縦書きの文にも違和感がありました。
この新「プーさん」は横組、うすいクリーム色の地なのでイラストの白がきれいに強調されています。
こどもの頃から慣れ親しんだ、石井桃子さん訳なので安心して読めます。
ちょっと太めの栞(リボン)が付いているので、一気読みは勿体ないと少しずつ読んでいます。
ルビがふってあるのでこどもでも読めますが「そのような事態における慣習的処置はといえばですね」
とか「まず薄謝を贈呈することにする」なんてセリフがぽんぽん出てくるので、大人がこっそり、
または堂々と楽しむ、あるいは親子でゆっくり味わうことをお勧めします。
75周年版にふさわしい!
★★★★★
想像していたよりも大きく、すばらしい本でした。横22.5 縦29 幅4cmとかなり大きめです。プレゼントにとてもよい本だと思います。 それから出版社がMETHUENになっていましたが、本にはEGMONTと書いてありました。 全ページカラーの挿し絵が入っていて、カタログの写真はカバーの絵です。本自体は卒業アルバムのような装丁で紐のしおりが付いています。お話はWinnie the Pooh から詩集のWhen We Were Very Young やNow We Are Sixまでのお話がすべて入っています! すばらしい本です。