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さる・るるる―ONE MORE

価格: ¥756
カテゴリ: 単行本
ブランド: 絵本館
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 「さる・るるる」シリーズ第2弾。登場人物がさるだけなので、1作目より絵とお話はシンプル。
 「さる・へる」おなかがへる。「さる・でる」家を出て魚を「つる」、大根を「ほる」材料を「きる」、なべに入れて「にる」調味料を「ふる」。お皿に「もる」、得意げに体を「そる」でも、せっかく作ったお料理をのせたお皿を「わる」。盛り付けに「こる」など子どもがなかなか使わない言葉もユーモラスに表現しているのが楽しい。
   最後のページのさびしい背中が印象的。絵は2色刷りのシンプルなもの。がんばっていたり、得意げだったり、それぞれの表情がかわいいのだが、ずっと口を閉じていたさるが、お皿を割ってしまうところで、歯を見せてびっくりする表情が特にいい。「る」で終わる2文字のリズムは楽しい音楽のようで、言葉を覚えはじめた0歳児からの幼児向け。言葉遊びのきっかけになる親子で楽しめる本。(加久田 秀子)
ユーモラスなおさるさんの表情と音読した時のリズム感が面白い! ★★★★★
初回の『る・る・る』よりパワーダウンというご意見もあるようですが、
こちらの方が子供にもわかりやすい言葉が多く使われているかな…と、私は感じます(『こる』はむずかしいけど…)。
ラストもお皿を落っことして割ってしまって泣く侘しいさるの後姿に
『さる・る・る・る…』と、締めくくられており、表題に戻って終わる面白さもあります。
いずれも子供にはちょっと難しいかな…と、思われる語彙もありますが、
うちの子は
「お皿を両手で持ってなかったから落っことしちゃったんだよ〜!」とか、
「よ〜いどん!(これは初回の『せる』という言葉の場面で)」とか、言ったりしているので、
イラストを見て言葉の意味を想像したり理解したりしながら楽しむことができているようです。
親も音読してあげる時に、
言葉の意味や場面をよりわかりやすく伝えるために
シンプルな文章をいかに表現して読んであげるか…と、いう工夫が楽しめて
親子で盛り上がることのできる素晴らしい絵本だと思います。

このシリーズは揃えました・・・ ★★★★★
「さる、るるる・・・」という言葉が知らず知らずのうちに口からで
てしまうような、激しくもなく、疲れることもない淡々としたストー
リーのなかで洗脳されます。
子供のために買ったものですが、親がはまります。大人うけする幼児
書というのも、また五味氏ならではかもしれません。
五つ星ですが、最初の「さる・るるる」よりは少しパワーダウンな気
がします。
さるの表情がいい! ★★★★★
表情豊かに行動するさるが、とてもかわいいです。
大人が読んでも癒されます。
子供のためにと思って購入した本ですが、今では親が一生懸命です。
是非、孫が生まれるまで取っておいてあげたいですね。
大人でも楽しめます。 ★★★★★
ほとんど文字はないので、
はっきりいって5分もあれば読み終わります。

なので全文の立ち読みも簡単ですが、
この本は繰り返し見たくなります。
買いましょう。
そんな高くないし。

子供はもちろん、大人にもおすすめできます。
忘れていたあの頃の気持ちを思い出す...かも。

自給自足のさる・るるる。 ★★★★★
なんと言っても、この味のあるさるの絵がいい。表情があるようなないようなさるの顔。自給自足ということが、自然に子供に伝わるであろうと思われる構成。生きるとはこういうことなんだよ。と最後にさりげなく表現されていると思うのは、大人の読み方なのだろうか。もちろん、この本は、子供さんに読み聞かせてあげて欲しい。文字が少ない分、感情や、質問や、色々なことを取り混ぜるのがいいかもしれない。自分が眠たくて、ちょっと手を抜きたい時にも役立ちます。でも、このアイロニーにはちょっと心が震えるかも。