峠の茶店でよみたい絵本
★★★★★
今回の舞台は滋賀県の鈴鹿峠。箱根と並ぶ旅の難所として知られています。
この峠道の途中にあるのが鏡岩。表面が鏡のように磨かれ、山賊はこの岩に
写る旅人を先回りした襲ったとの伝説が残っているそうな。
シリーズ第7作は そんな伝説がもとになっています。
食べ歩きならぬ、戦い歩き。今回は「まつぼっくりのもんえもん」とその子分
「からすうりのきんぞう」 「やまなしのごんじ」が相手です。
道中であった、おじいさんと孫の危機を救うため、あさたろうが ぴゅるるるっる と
いつもの活躍。今回はあさたろうのピンチに○○○が駆けつけ、
スリルあり涙ありの物語となりました。
それにしても、実際鈴鹿峠にいって鏡岩を見たくなりましたね。
旅心をそそる時代劇絵本、次回は何処が舞台となるのか楽しみは尽きない。