だれがたべたのジャムタルト
★★★★☆
おばあさんの作ったジャムタルトを盗んだ犯人を捜して旅に出る男の子のおはなしです。
おなじみのいろんな物語の登場人物が出てきます。
3匹のクマや赤ずきんの狼、アリスの帽子屋、フック船長のワニ、カエルの王子に眠り姫、
それになぜかトランプゲームをしているゴリラなど・・・
男の子はそんなたくさんの人や動物と出会って成長していきます。
さて、犯人は見つかるのでしょうか。
いろんな事が次から次に起こっていく中で‘しかけ絵本’を期待してしまうのは贅沢ですが
やはり他の作品と比べて少し物足りなさを感じました。
カラーが半分だからかもしれませんが、もちろん絵は申し分なくかわいいので(特に男の子のきちっとした服装など)
ジャネットの絵が好きな人にはオススメです。
最後のページ、きょうりゅうの「昔はよかった。でも今が一番!」という言葉が印象に残ります。