愛することこそ 幸せ
★★★★☆
この世に、たった1人の愛する存在。思いやることができる存在がいることは、とても幸せなことではないかとおもいます。悲しい形で主人公は命を落とします。ですが、その瞬間は、とても幸福だったのではと思います。私たちの身近な存在にも、今までとは違ったスタンツで接していきたくなる絵本です。 親子で読んでみてはどうでしょう。私は、大好きな人に送りました。やさしいライオン (フレーベルのえほん 2)
子供の頃・・・
★★★★★
30数年前母に連れられて見に行ったアニメ短編映画の中にこの作品がありました。小学校低学年の頃のことです。哀しい、かわいそうという言葉に変換されるまもなくお話が突き刺さるのです。理屈じゃなく。号泣したことを覚えています。ただ、この話の題名は最近まで知りませんでした。
大人になりネット検索も簡単になり、ふと思い出して調べて作品名を知り早速購入してみました。「あ、これだ。」
40前のおっさんになっても号泣しました。哀しい、かわいそうという言葉に変換されるまもなく、やはりお話が突き刺さりました。母親と子供、自立と依存、自分の立場と環境、いろんなことが見える大人になっても、やはり泣けるのです。ブルブルとムクムクの二人に。
かみさんと4歳の子供にはまだ見せていません。これから見せようと思うのですが、どうかな?かみさんが先に泣くかもしれません。
ゆっくり二人に感想を聞いて、生きるということについて考えていこうと思います。
賛否両論あるみたいですが…。
★★★★★
この絵本は「子ども心を忘れていない大人」のための絵本では
ないでしょうか?
例え、子供心に残酷だったとしても、この物語は時を超えて
大人になった私たちの子ども心に鮮やかによみがえります。
親子愛
★★★★★
あのアンパンマンの作者で有名な、やなせたかし氏の絵本。
内容は、犬の母と子どものライオンの親子愛です。
「アンパンマンのマーチ」の歌詞でも、思わず考えさせるやなせ氏の文章力ですが、この作品もかなりのモノです。
結末は賛否両論で「子どもに読ますのは…ちょっと」とも感じる作品ではありますが、コレはやなせ氏のリアリズム。楽しいだけでなく、辛い事、悲しい事も含めて一つの人生なのだ。
子育て中のお母さん,親元離れている人などには是非読んで欲しい一冊です。
僕は親孝行したくなりました。
言葉を失う作品
★★★★★
絵のタッチの素晴らしさもさることながら、ストーリーは善悪の枠組みを飛び越えて、生きるとは何かを問いかけてくれます。子どもだけでなく大人まで繰り返す意義のある本です。