親の私も驚いたのですが、息子に読んで聞かせたところ号泣しました。
息子には今、チャレンジしたい事がたくさんあります。補助輪なしで自転車に乗ること、縄跳びができるようになること、あやとりができるようになること、今はまだできるようにはなっていません。できない自分にイラだって怒ることもあります。できるようになりたいという気持ちはあるのに頑張ってもできません。
こんな息子だからこそヒヨスケの気持ちが痛いほど、よくわかったのだと思います。
絵本を読み終わったあと息子に「ヒヨスケはいつか空を飛べるようになったと思う?」と聞いたら涙をふきながら「うん」と答えました。
この絵本は文字数がかなり少ないです。
普段あまり絵本を読まないお子さまにも聞かせてあげれます。
心をこめてゆっくりと読んでみて下さい。
大人でもこの本を読むと気持ちがリセットされるようなそんな気持ちになれる本です。とても優しいきもちになれます。

　ヒヨスケは見るからに、にわとりのひよこ。跳べるわけないよ。
本当にそうなのでしょうか。それは、そう思ったヒトの勝手な理由。本当の結果は、ヒ
ヨスケが挑戦をやめたときになって、初めてわかること。
　不可能を可能にするのは、あきらめないこと。最高のチャレンジャーに賞賛を送りたくなる、あの空を勇気をもらえる絵本です。

主人公「ひよすけ」のけなげさ、ひたむきさに心打たれます。
読み終わった後には、ちょっとウルッときて心洗われると共に、自分も「あきらめずにやるぞ！」という気分になります。
絵は非常にシンプルですが「ひよすけ」が何とも言えずかわいいです。

ひよすけのひたむきな気持ちに励まされます。
がんばって、がんばって、がんばって…それでも上手くいかない時に
どうするのか。あきらめるのか、続けるのか。自分がどうすることが
自分らしいのか、自分のやりたいことなのか。
疲れたときに読むと、じわーっと染みて頑張ろうという元気がわいて
励まされる絵本です。
イラストもシンプルながらかわいらしく、ひよすけの足やひよすけの
運んでくる石さえもいとおしくなります。