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キャラメルの木 (講談社の創作絵本)

価格: ¥1,600
カテゴリ: 単行本
ブランド: 講談社
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男の子がおばあちゃんから戦時中の出来事を聞きます。 ★★★★★
 仲良しの司書の勧めで知ることになりました。
「『ひとつの花』だけでは、物が無い事を理解してくれないから、合わせて読んであげたい。」と。

 おばあちゃんの家で、おねしょをしてしまう男の子。「あら、犬のクッキーがおしっこしたのね。」とフォローしてくれるおばあちゃんに正直に「僕がおねしょしたの。」といいます。
  「本当に正直な子だこと・・・。」
  「おばあちゃんはね、昔うそをついたの。」
 そうして戦時中、今の男の子と同い年で亡くなった弟の話をしてくれます。

 戦時中に、弟を元気付けようとついた「嘘」を、おばあちゃんはずっと気にしているのです。

 おばあちゃんが倒れて入院したとき、男の子は「キャラメルの木」を作り「おばあちゃんはうそつきじゃない!」と枕元で叫びます。
 
 戦争のほか、嘘について、世代間の交流について、大人から見ても色々考えさせられる本でした。
 
小学校の読み聞かせにも使いました ★★★★★
「キャラメルって木になるんだっけ?」「ならない、ならない(笑)」娘とのそんな会話から手に取ったのがこの本との出会いでした。「キャラメル」という甘く可愛らしい響きからは想像できなかったストーリーに、涙が止まらず。とても大切な一冊になりました。娘の学校の読み聞かせの時間にも使わせていただきました。主人公の男の子のおねしょで始まるお話に最初は笑って聞いていた子供たちでしたが、途中から静まり返り真剣な眼差し。みんなの心に響いたようです。
小学校の読み聞かせにも使いました ★★★★★
「キャラメルって木になるんだっけ?」「ならない、ならない(笑)」娘とのそんな会話から手に取ったのがこの本との出会いでした。「キャラメル」という甘く可愛らしい響きからは想像できなかったストーリーに、涙が止まらず。とても大切な一冊になりました。娘の学校の読み聞かせの時間にも使わせていただきました。主人公の男の子のおねしょで始まるお話に最初は笑って聞いていた子供たちでしたが、途中から静まり返り真剣な眼差し。みんなの心に響いたようです。
良かったです。 ★★★★★
戦争をモチーフにした、男の子とおばあちゃんのお話です。戦争のおろかさや人の命の大切さ、想像力や優しい心、大切なことを沢山教えてくれる本で、自然に涙が止まらなくなりました。おばあちゃんっこの私にはたまらなくなる本でした。