高血圧の治療 (今日の治療)
価格: ¥14,040
初版「高血圧の治療」が1985年に出版され、すでに10年を経過した。この間、高血圧分野における成因・病態解明、降圧薬の開発が急速に進められ、とくに分子生物学的研究の成果には著しいものがある。モデル高血圧、ヒト本態性高血圧においても多くの候補遺伝子があげられるに至っている。降圧薬では第三世代のCa拮抗薬の出現、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬の開発など、目覚ましい進歩がみられている。(中略)本書はこれらの諸問題を背景とした治療の最新の進歩を、実際の臨床の場にいかに反映していくかを具体的に解説を試みたものである。高血圧の臨床に携わる多くの方々の参考書として愛用していただければ幸いである。 (改訂第2版序 より)