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ぼくは王さま (フォア文庫 (A008))

価格: ¥588
カテゴリ: 新書
ブランド: 理論社
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たまごやきばかり食べていた王さま ★★★★★
ぞうのたまごやき が ほしいと いいだした 王さま。
さぼんだまのくびかざり の お話。
ウソ と ホント の宝石ばこ
サーカスにはいった王さま
の4つのお話が入っています。

ほのぼのとした 王さまの すっとぼけた ふるまい。
ふしぎな せかいにさあ、いきましょう。

絵の色使いがとてもすてきで、お話を助けてくれています。


みんな王さま ★★★★★
本書には4つの物語がおさめられています。たまごが大好きな王さまが、ぞうのたまごを探させる、しゃぼん玉で首飾りを作る、宝石箱についた嘘をしまう、注射がいやで城を抜け出す。結末がわかりそうなものから、意外な終わり方をするものまで、大人が読んでも十分楽しめました。

まえがきには「どこの おうちにも こんな 王さまが ひとり いるんですって」とあります。、大人の私も思い当たる、我がまま気ままで時々嘘をつく王さまみたいな自分。だからこそ、面白くお説教抜きの物語に引き込まれます。

我がままな王さまですが、自分の欲しいものや好きなものを得るために、結構汗を流します。そんな庶民的なところは王さまらしくありません。そこがこの物語の面白いところだと思いました。
やはり子供うけはよかったです。 ★★★★★
初版は1960年代らしいので、もう相当歴史のあるお話で、自分自身子供のころに読んですごくおもしろかった記憶があったので、ちょっと早いかなと思いながらも、年長組の子供に買ってやりました。
さすがに、まだ自分では読めないので、読んでやると、ぞうのたまごやきの話など、「この話おもしろい」とすごく喜んでくれました。
「ぞうは卵を産まないよ」と、子供でも分かることを、大の大人達が気付かずに大騒ぎしているのがおもしろかったようです。
たまごが大好きで、わがまま、どこか抜けている子供のような王さま、でも時にはまじめにがんばる、そんな王さまの話が、すぐに好きになってくれたようです。
この版は、字も大きくて、ふりがなも振ってあるので、小学校低学年であれば、十分自分で楽しめると思います。
今、子供と一緒に読んで・・・ ★★★★★
自分が子供の頃に、親に買ってもらって読んだ本。
 わがままで、自分勝手で、嘘つきで、子供みたいな王さま。
でも、周りの人も王さまもとても純粋で、微笑ましく感じます。

特に「しゃぼんだまのくびかざり」では、王さまが自分で畑を耕し、
しゃぼん玉の実を収穫し、国じゅうの人びとにプレゼントするのです。
素敵ですよね。

子供は今の自分達の常識とは違う王さまや大臣達の行動に大笑いです。

名作として知られる本の再発見 ★★★★★
実に多くの人が子供の頃に読まれた事があると思う。
私は26歳になって人に薦められ初めて読んだのだが、これは良い、とても良い。
天真爛漫な王様が、その純粋かつ無知な心のままに引き起こす事件・・・。
と言った内容なのだが、
この王様、人間の持つ欲望に非常に忠実なのである。
ドラえもんで言えばのび太が欲望に忠実に秘密道具を利用し、

最終的に失敗し、とほほ・・・(泣)。というパターンなのだが、
「ぼくは王さま」では、最後のとほほの後に「泣」はない。
みんなが王様を許していくのだ。
私は「人間の業への許容」をこの物語に見たのだがどうだろう。
王様は、自己中心的な考え方で、周りの人をドタバタの中へ巻きこんで行くのだが、

最終的に周囲の人々は、「王様だもの!!、しかたないよね」と許容していく。
そこに溌剌とした爽やかさを感じずにはいられない。