あの名作が再び読めるなんて!!
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昔、教科書で読んで以来、ずっと心に残っていた「すなの中に消えたタンネさん」が再び読めるとは思っていませんでしたので、すごくうれしかったです。子供の夢の発明をしていた「タンネさん」が大人のためにとある発明をしてしまったためにおこる悲劇・・・。これをユーモラスに皮肉たっぷりに描いているこの作品は、子供向けですが一級SF作品ともいえる名作です。他にも教科書でおなじみの懐かしい短編がいろいろと収められていますので、現役の小学生よりも、「昔小学生だった人」に勧められる本なのかもしれません。