ドリル汁なのに
★★★★☆
ドリル汁はストーリー追求しちゃイカンよ!!
他の作家さんにない誇るべき武器があるんだから!
ってまぁ…買っちゃうんですケドね?
簡単に言うと「西遊記」のストーリーをエロ漫画で、みたいなモノ。
ただ、今回の作品はストーリー追求とかキャラの内面描写とかに力入り過ぎのような気がする?
実際、前2作と比べると1話に対するエロページ比率が下がってますね。
相変わらずエロ部分は間違いなくこの作家さんしか描かないインパクトに満ちた迫力の画面ですが。
ドリル汁作品を初購入する!って方には、
個人的には「ものすごいママジル」か「ジルマックス」をオススメします!!
成功!!
★★★★★
購入して正解。見事にツボに入りました(嬉)
個人的にデフォルメやパソコンの処理のしすぎは「エロ」を相殺し、ただのイラストに見えて興奮も無かったのですが、この作者の絵は絶妙でしたね。
キャラが可愛いすぎるし、ハードなエロ責めに心地良ささえ感じました。
個人的「お宝本」に決定!
PNにこめられた気概は伊達や酔狂ではなかった、ということ。行く末に光あれッ!
★★★★☆
★4の上。
著者の2冊目。
『西遊記』のエロパロ『生臭坊主は西へ西へ』の全8話を収録した丸ごと長編なんだけど、単行本のタイトルは『催誘姫(さいゆうき)』で、著者のことを知らない方が表紙を見たら、普通にダークファンタジーなエロ漫画と勘違いしそうですが、無論そこは『ドリル汁』なので女性は一切登場しませんのでご用心。
過激な褐色の美青年にして天竺を目指す生臭坊主『玄奘三蔵』にとっ捕まりお仕置きされるツノツノツインテなお茶目フタナリ娘『孫悟空』という図からはじまった物語は、あけっぴろげフタナリマダムな『猪悟能』・ロン毛をたなびかせる美女系フタナリ娘『沙悟浄』も登場し、途中史実にあるまじき暴挙でセーラー服まで登場させたりしながら、もうほとんど漫画展開なぞ何処吹く風なハイテンションで突き進んだ挙げ句、幕無き幕。
描きたい世界を何処まで表現できたのかは著者にしかわからない謎だけど、少なくとも最終回に吐き出された方向性は大いに支持。
バトルはまだまだ迫力不足だけど、この素晴らしいキャラたちを放置するのは、絶対に罪。このまま閉じてしまうのは絶対に惜しすぎて、続編を切望。
時折2頭身化するキャラたちが醸し出してくれた雰囲気が超ステキ。
カバー内のチビキャラたちが主役のガチエロ漫画が出現したら、成コミの歴史も変わるかもしれない。
フタナリという素材だけでなくメニューも性表現も思いっきりマニアックなため、耐性の無い方は充分注意してくださいませ。
デフォルメが思いっきり効きまくった独特崩し絵は、もうそれだけでひとつの芸術世界だけど、ラフ系の作画が苦手な方は要注意。
思いっきり猛烈なエロシーンに潤いを与えるポエムチックな漫画の味付けが華。
マニアックでお茶目なファンタジーを愛する方へ。
ギチギチ感抜群の性感覚と、特大ちん●んの撒き散らす驚異的な汁のワンダーランドでのたくりたい貴殿へ。