この本に出てくる5年生たちも、そうです。おとなしくて自分をなかなか出せない子、イライラを八つ当たりでぶつけてくる子、一見明るくてはきはきしている子にも、鬱屈することがあります。クラスメイトの登校拒否をきっかけに、彼らがどう変わっていくのか、ぜひじっくりと読み通して下さい。読み終わった後、少し前向きに世界を見つめている自分が、見つかるかもしれません。