ポケットビスケッツを卒業した彼女のソロ第1弾。レッド・ウォーリアーズの木暮武彦の作曲した2曲を除いた9曲すべてのソングライティングを自身で担当、全曲の作詞もしている。いわば事実上のセルフプロデュースアルバムといえよう。
   詞のテーマも初恋、失恋、不倫、OLのつぶやきなど同世代の女性へ向けた等身大のメッセージが詰め込まれている。サウンド面でも激しいロックからピアノ、アコーディオン、パーカッションのみのアコースティックナンバーまでバラエティに富んだ1枚に仕上がっている。（末延仁人）