たまごにいちゃんは赤ちゃんが抜けきらない甘えたさん。たまごねえちゃんはちょっとズルくカワイイところが笑えます。「にいちゃん」はまさに息子と私を、「ねえちゃん」は娘さんにメロメロになっているよそのパパを見ているようです。。。(そういうパパに呆れているママから、敢えてパパへ贈っても良いかもしれません!)
殻を割るのも、偶然に割れる「にいちゃん」に対して、たまごねえちゃんはパパの言葉に対抗するかのようにみずから……というのが、男と女の違いを端的にあらわしていて、大人でも楽しめる絵本だな~と思いました。なかなか奥深いです。