いやだから,いやー
★★★★★
この本は,小さな男の子(女の子?)が,顔も隠れちゃうほどの大きな帽子をかぶっている女の子に,「ぼうしをとってちょうだいな」とお願いするお話です.女の子は「いやだから,いやー」と言い,どうしても帽子を取ってはくれません.でも,ひょんなきっかけで帽子がとれ,中から動物がたくさん飛び出してくるという不思議な展開が最後に待っています.
「いやー」というところが現在反抗期中の 2 歳の長女とかさなり,読みきかせている私も微笑んでしまいます.本人は分かっているのか,分かっていないのか知りませんが,「いやー」と一緒になって言っていて,なんだか面白いです.娘は松谷さんの絵本が大好きで,この本もとても気に入っているようです.