筆者は在外生活が長く国際的であるが、そのことの裏返しとして自分のidentityがどこの文化圏に根差しているのか、ということについて悩んでいるという記載が何箇所かあった。その点について掘り下げて書いた著書が出るのを期待している。
オックスフォードの歴史、入学の方法、学内の日常生活、友人たち、授業&試験形式、行事や周辺の街の雰囲気・・・etc。
ガイドブックなどではなく、著者が実際に学生として体験したことが書かれており、所々に写真も載っているので、この本を読むだけでオックスフォード大学に体験入学した気分になれます。