まずは公式テキストから
★★★★☆
(受験者の英語力にもよりますが)
結論から言って、この1冊だけで試験に臨むのはやや危険です。
TOEIC700点付近の人ならビジネス英語特有の言い回しや略語を覚えれば地の読解力で難なく合格できるのでしょうけど
そうでない人はやはり公式テキストを読み込んだ方が無難です。
過去3回分の問題しか掲載されてないので、まるっきり出題範囲をカバーできてません。
十分な基礎英語力がない人が問題集だけやり込んでも本番の試験で未知の知識を要求されてとまどうことでしょう。
大した出費ではないので公式テキストの方を購入されることをおすすめします。
あちらを完璧にしておけばこちらの問題集を買う必要はありません。
こちらの問題集も保険としては十分すぎる内容ですので心配な人は買っときましょう。
「ある」のと「ない」のでは、大違い!。。。という意味で、「☆5」です。
★★★★★
日本商工会議所・ビジネス英語検定 2級・3級の公式問題集です。
公式問題集は、コレ1冊だけです。(おそらく、公式でないものも他には存在しません。)
2級・3級それぞれに、模擬試験が3回分、載っています。
解答・解説は、私には十分でしたが、貿易知識・ビジネス知識・英語知識など、結構幅広い知識が必要となるため、
やはり、公式テキストを合わせて確認するのが、「王道」だと思います。
本試験は、この模擬試験より若干難しいです。
特に、単語などの、地道な努力が要するところは、
公式テキストに挙げられた単語を、しっかりと勉強したほうがBetterだと思います。
模擬試験で、大体の試験の「形式・構成・出題傾向」が分かります。
弱点の発見にも役に立ちます。
この問題集で、「出題傾向」を探って、
公式テキストを辞書のように使っていくと、より効率的な勉強ができると思います。
受験者には、オススメです。
ボリューム不足感がありますが、「ある」のと「ない」のでは大違いだと思いますので、「☆5」にしました。
なお、テキストと併せての購入をオススメします。
「効率的な勉強」「より深い理解」「暗記」etcの点で、テキストは重要アイテムです。
公式テキストも必要か。
★★☆☆☆
問題量は少なめ。1回分50問が、各級3回分ずつ。
働きながらでも、ねん出しやすい時間設定のため、とっつきやすい。
(3級:30分×3、2級:40分×3)
試験の全容をつかむのにはちょうど良い。
プロローグでも、出題ポイントがしっかり解説されており、
また実際のPC試験画面のスクリーンショットも掲載されているため、
イメージしやすい。
しかし、
「公式テキスト○章で示した視点から読解をすすめると良い」
「公式テキスト○章をしっかり学習していればできる」
といった記述が目立ち、詳しく知識を得るためにはテキストがないと厳しい。
長文読解問題は、問題文の日本語訳がついていないものもあるが、
すべての解答について、数行の解説が記されている。
英語の文法的な問題より、貿易でよく使用される語彙の問題や
貿易関連文書の内容を問う問題が多いように感じる。
英語だけでなく、貿易の知識も問われる試験であると知っての購入だったが、
貿易の知識が乏しい私にとっては、これ1冊では解説が不十分と感じる。
ビジネス英語検定2・3級公式問題集。
★★★★☆
ビジネス英語検定2・3級の公式模擬問題集です。
2・3級各3回分の模擬試験問題が掲載されています。
実際の試験は会場に設営されているコンピュータで行われるので、ペーパーの問題集では
若干感覚的に誤差がありますが、巻頭には本試験における注意事項や、本試験の傾向などが
書かれており、何となく本試験をイメージすることができます。
本試験の難易度は回によって違いがあると思いますが、私が受験した時の問題は、本書の
問題よりも若干難しいように感じました。
ただ、本試験は7割得点できれば合格できますし、本書の模擬問題を解くことにより、
形式に慣れ、傾向をつかんだ上で、公式テキストを見直したりすると大丈夫なのでは
ないかと思います。