受験に必要な知識としての「面接の仕方」等テクニカルな部分は最後に書かれています。ページの多くは、普段からの家庭生活、子供との過ごし方、躾についてが書かれており、私がイメージしていた受験マニュアルとはイメージが異なっていました。
確かに著者が言うように、学校が試験を通して「家庭での教育」について知りたがっているのなら、この本にある通り、普段からの姿勢が大切ですよね。
これを読んで思ったのは、普通に「子供の躾」だけを語られてもピンとこなくても、受験という具体的な目標を通じて読んでみると、身につまされて理解しようとすること。子供の教育本として読んでも面白いなぁということでした。
これを読むと、自分の子供の状況に焦ってしまったり、安心したりすると思います。が、その自分達の状態を客観的に理解できること、それだけでも有益な本なのではないかと感じました。
私について言えば、受験については何も知らない状態だったので、面接ってこんな感じ、ということを知ることができて少し安心しました。