日本語表現の肥料
★★★★☆
大人たる年齢になっているのに、
「楽しい」や「すごい」などの表現だけを、固定で使っていると、
人間性の奥行き感を疑われます。
今回は、そんな不安を払拭するアイテムをご紹介。
使いこなせれば、周囲から一目置かれることでしょう。
ネットの類語辞典サービスを使った方が速いので、
実務で使えるのか? とゆーと、チョイ微妙なトコロですが。
パソコンを開きたくない気分の時や、
パラパラとページをめくって、探す喜びを得たい人にはオススメの商品。
毎日のようにブログを書いていて、
ネタに詰まったり、文章化することに飽きたりってのはないのですが。
我ながら、使う単語や用語の種類が少ないなぁ、と。
顔が赤くなる時は多々あります。
本書は、巨大な『類語大辞典』の軽量版。
日常的に使う語句のカテゴリーが、100個に分類され、
利便性も向上されているので、恥を垂れ流したくないならピッタリ。
本書以上にコンパクトだと、類語の数が少ないし、
このぐらいのサイズが、機能的にも優れているのでしょう。
使い勝手に注文をつけると・・・
50音順の索引ページ(サブ)から、各類語ページ(メイン)へ飛ぶのですが、
入り口たる索引ページには、リンク先のページ番号しか表記されていない。
1つの語句に1つのカテゴリーならよいのですが、
同じ語句で、カテゴリーが複数に振り分けられている場合に困る。
索引ページに、リンク先の語句のカテゴリーまで表示されていれば、
いちいちメイン・ページへ飛んでから、またサブ・ページに戻る、
といった手間が省けるのに。
カテゴリー毎の識別番号は併記されているものの、
それだったら、直でカテゴリー名書いちゃえよ、と。二度手間ですぞ。
まずは小分類一覧(100個のカテゴリー)から
普段使う分類を選んで、眺めてみる。
うっすらと自分の幅が広がったことに、気づくでしょう。