私は読めないとまず単語を覚えられないので、この本は本当に助かりました。
最初は規則が並んでいるだけの本なので、こんなの暗記できない･･･と正直思いましたが、フランス語の単語を覚えていく中で、何でこれは濁るんだろう？とか、これはなんでこんな変な読み方？？とふと思ったときに、この本を開くとしっかり書いてあるので、そのたびに「なるほどー」と感動しました（笑）
読めるようになってから飛躍的に単語を覚えるスピードが上がったような気がしますし、書き取り時のスペルも間違いが減りました。
これはおすすめです。

フランス語が全くの初心者にはフランス単語の読み方は誠に厄介で、なかなか読めません。なので学習を始めるにあたり、ある程度分かるようになっていればとても助かるだろうと期待してこの本を購入しました。レビューを見ると皆さんが太鼓判を押しているようでしたし‥。

でも、全体にざっと目を通してから三分の一ほどいった所で、それ以上読む気が無くなってしまいました。かえって読み方がなお一層難しく感じられたのです。この本を読んでいるだけで疲れました。

内容は順序立てで丁寧に作られているとは思いますが、シンプル過ぎるんですよね。せめて二色使いにするとか、もう少し飽きさせない作りにして頂きたいものです。
結局ぶっつけ本番といいますか、フランス語の教材に出てきた単語の意味と同時に読み方も、その都度地道に覚えていくしか無いのかな‥と思っています。

英語と比較すると、フランス語の綴りとその読み方の関係は規則性があると言われ、参考書や教科書ではあっさりと記述され、授業などでもそれほど時間をかけて教えられません。しかし実際のところ、フランス語のつづり字の読み方のルールはかなり複雑なものであり、一年間語学の授業を受けた学生でも相変わらず正確なつづり字の読み方が身についておらず、「英語読み」、「ローマ字読み」でフランス語を読むひとはかなり多いのです。
フランス語らしい発音ができることも重要ですが、その前に正しくつづり字を読むことができなければ、いくら発音がフランス語の音らしくても、まったく相手には通じませんし、フランス語を声に出すことにも臆病になってしまうでしょう。

この本ではつづり字と発音の関係を、合理的にわかりやすく、段階的に説明してある画期的な本です。多くのフランス語学習者は、実際のところ、膨大な学習時間の蓄積のなかで、経験的につづり字の規則性を身体化してきたのですが、この本を読めば、つづり字の読み方のルールを頭で理解したうえで、身につけることができます。初級者はもちろん、フランス語の実力がかなりある人にとっても多くの重要な示唆を提供してくれる内容だと思います。

フランス語は英語と違って発音と綴りの間に明確な規則性があるといわれています。しかし一つの発音に対して複数の綴りが存在していて例外も多く、なかなか一筋縄にはいかないものです。
しかし、たいていの本では「これは例外なので覚えてください」と書かれているような内容に対してもこの本は規則性を与えており、この本がなければ我慢しして覚えなければならないようなことが、規則で判断できるようになります。
規則をたくさん覚えることは一見、大変なように思えますが、知らないですませることの方がもっと大変です。かなり学習の進んだ人でも読んでみると目から鱗が落ちるようなことがあると思います。
是非とも読んでおきたい本です。

こういう本、本当に探しました。うろうろと。
CDを聞いて発音をどうののはなしより、まずツヅリが読めないんです↓
テキストに出てくるカタカナ読みも、何であんな読み方（カナふり）になるのか、気になるほど勉強に手がつかないし、しばらくフランス語は無視していました。
この本は真剣に丁寧に、なぜこのふりがなになるのか丁寧に教えてくれました。
これのおかげでフランス語の世界に入っていけたと本当に思います。
とてもよい本です。