勘違いに注意が必要
★★☆☆☆
同じ問題が何度も出てくるという形式は非常に覚えやすく、二周もすれば本書のないようはほぼ完ぺきに頭に入るでしょう。
しかし、問題数が非常に少なく、巻末の模擬試験を含めて難易度がかなり低く感じます。模試で満点に近い点数を取って満足してしまったら本試験は非常に危険です。
できればもっと内容の充実した参考書をお勧めしますが、もし本書のみで学習するなら、巻末の配当漢字一覧まですべて頭に入れるべきでしょう。
構成は自分好みなので是非増補版がほしいところでした。。。
最新出題形式に対応
★★★★★
最新版を書店で確認してきました.
私の持っているこの本(2008年7月発行)は「誤字訂正」「共通の漢字」が掲載されておらず,「常用漢字書き換え」の問題が掲載されておりました.書店で確認したところ,2009年10月発行の最新版のものは前者が新たに掲載され,後者がなくなっておりました.また,四字熟語の出題形式も「意味+読み」を答える問題が追加されておりました.最新の出題形式に近づいたと思います.
「誤字訂正」「共通の漢字」の問題を確認したところ,頻出度Aで各4ページ分(2回分),頻出度Bで各2ページ分(1回分)と問題数は少なく,内容も「読み・書き」を十分にこなしていればほぼ全て正答できる難易度のものでした.旧版しか持っていなくてもこれらの問題は書店で一度確認すれば十分だと思われます.なお「共通の漢字」は近年の出題と比べるとこの本の問題の難易度が低いため,本試験対策としては若干弱いと思われます.
その他の問題(読み・書き等)は若干差し替えがありましたが,ほとんどそのまま引き継がれていました.
巻末の準1級漢字音訓表にはホウの欄に「峯」が2回出ているのが気になっていましたが,最新版でも修正されていませんでした.その他の気づいていた細かい誤植等は未確認です.たとえば,類義語問題で「平癒」と答える箇所が2箇所ありましたが,そのうちの解答の1箇所で「癒」が旧字体で記載されていました.「癒」は常用漢字なので本試験では旧字体は不正解となるかもしれません.
この本の感想としては,2級の勉強の際にも「漢字検定2級頻出度問題集」も購入しましたが,準1級の同本の方が繰り返し出題が多く,1通り勉強するだけで3回出題される問題も少なくありません.そのため,かなり学習しやすいと思います.個人的には,準1級の勉強の最初に手をつける本として大変適していると思います.
準1級の基本書
★★★★★
『頻出度順』『同じ問題の繰り返し』がこの参考書の特徴です。
難しい漢字は何度も、簡単な漢字は忘れた頃に出てきて、効率良く学習できます。
一周目で十分力になるので、
学習計画を立てるのが苦手だったりして
『同じテキストを何度もやり直すのは億劫で・・・』という方に、特にお勧めします。
高頻出度の読み・書き→低頻出度の読み・書き
の順に並んでおり、「読み」や「書き」だけ摘んで学習することもできます。
(私は「四字熟語」のために買いました)
重複の多い分、収録されている問題の種類は少ないので
他の問題集と合わせて学習し、細かい問題も回収しておくと良いと思います。
(良い本ですが、この一冊で合格は不確実だと思います・・・^^;)
確かに必携なのですが
★★★★☆
これをやらないと合格は厳しいかも知れませんが、皆様も仰るように反復練習が多く、総問題数はそれほど多くないため、この1冊だけでは合格は厳しいと思います。この本に『本試験型問題集』と協会の「過去問」を加えて2〜3回繰り返せば、一度で合格できる力がつくと思います。
効率的学習の一書!!(^^)!
★★★★★
解答が各ページの下に書かれており、効率的に短期間で習得が可能。
体系的に漢字を習得するタイプのものではありませんが、限られた時間内で勉強の効率化を重視するならこれは良いです。まず、1回目に間違った所、分からなかった所は印しをつけておき、その部分を覚えられるまで何度も書いたり、覚えにくいものは記憶の鎖を強める為に意味を書き込んだりする。そして2‾3回繰り返し問題集を解いて仕上げます。この方法で準1級に合格しました。