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ホテル・ジャンキー―ホテルが大好きでやめられない (王様文庫)

価格: ¥1
カテゴリ: 文庫
ブランド: 三笠書房
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おもしろいです ★★★★★
 とってもおもしろく、楽しい本です。
庶民の感覚を持つ著者がハイクラスホテルに宿泊する。それだけで感情移入できます。

 ホテルの歴史や雰囲気などが庶民感覚で書かれているので、そのホテルへ泊まる前の印象調べに役立ってます。
 でも、この著者の方、ある意味すごい方なのですね。。
優雅なホテルの雰囲気にひたれます ★★★★☆
著者が歩いた世界各地の豪華ホテルについて、著者の視点から書かれています。早朝にホテル内を散歩している時に、部屋からちょうど出てきた「朝帰り」の男性と目が合い、ぎょっとしたり、オリエンタルホテルのティーラウンジで隣に座ったおばさま達の自慢合戦に耳を傾けたり…。ホテルって本当にいろんな人がいて、おもしろい場所だなあと思いました。もし、自分がそこにいたら…と、想像が膨らむ一冊です。
叶姉妹に学べ ★☆☆☆☆
久しぶりにすさまじい本を読んでしまった。これはエッセイなのだろうか?私小説?数多くの高級ホテルを旅して回った「かっこいい」自分に対するオマージュ?

気のきいたことを書いてやろうというお手軽な自意識と、英語ができる自分が高級ホテルでエグゼクティヴの白人男性にもてることを自慢する嫌味でこの本は成り立っている。だからといって、そんなたぐいの文章がすべてダメってことは決していえない。いくら自意識過剰で嫌味な文章だって、面白いものは面白いんだから(昔、ミス・ミナコ・サイトウっていうのがいたよね。あれは面白かった)。
でもこの本はぼくには面白さがわからない。アカの他人が読んで、なかなか共感しにくい文章なのね。なぜなら、自意識に対する解析がないから文章に批評性!が見受けられないし、嫌味が芸の域に達していないので娯楽性にも乏しいためだ。

簡単にいえば、この本の著者は「叶姉妹に学べ」ってことです。叶姉妹は、自分たちが自意識過剰で嫌味なキャラを演じてることをよく知っている。だから、彼女らのパフォーマンスには批評性(これも簡単にいうと「自分のセールスポイントと弱点をよく知っていること」とでも説明できるかな)が感じられるわけ。

最高の現実逃避 ★★★★★
たしかに、筆者の文体は、時たま、あんた何様?と思わせるような横柄な事も書かれてありますが、それは、あえてこの著者の作戦では。私としては、彼女のゴージャスな事に対する探究心とつい読んでしまうようにさせる力は、さすがだと思います。でも、アジアとかのホテルで、白人がいるからイコール高級みたいな書き方や、植民地趣味に憧れるのは、結構、危険かも。あなたもアジア人でしょ?って突っ込みたくなります。
女を磨く? ★☆☆☆☆
著者は、「ホテル評論家」としてご活躍のようなので、旅のホテル選びの参考になれば、あまり知られていない穴場ホテルも見つかるかも、と思って読みましたが、どうもコンセプトは、ホテルで女を磨こう、といった感じのようです。取り上げられているのが、有名5つ星ホテルが多く、いい点、改善点両方素直に書かれています。私のようにデータを求める派には、著者のナルシシズムも気になって、ちょっと違う…という感じですが、非日常で違う自分を演じてみたい、ホテルでヒロイン気分を味わってみたい女性には参考になるかもしれません。