歩くことを目的とした本
★★★★★
熊野古道を世界遺産に登録されなかった紀伊路(大阪天満)から
歩きたかったので、即決でこのガイド本を選びました。
類本が何冊か出てますが、この本が詳しく
【紀伊路(天満発)・中辺路・小辺路・大辺路・伊勢路】
をカバーしています。
(大峯奥駈コースは、この出版社から別に1冊出ています。)
このボリュームですから、各王子などの詳細は
ざっとしてますが、そこはまず調べていけば、
また楽しみが増えます。
写真もいいし、各コースの標高を断面図に表し、
目安の徒歩時間も記されています。
巻末には712年の神武天皇の熊野詣でに始まり、
過去の偉人達の熊野詣の年表が載っています。
宿泊・温泉情報は一応載っていますが、充実して
いるとはいえません。和歌山をもっと楽しむため
には、和歌山の他のガイドブックも併用する方が
いいでしょう!
難点は持ち歩くには重いのと地図が小さいです。
でも、類本も同じようなものです。