Meetsの視点が好きで、Meetsだというだけで買ってました。
この本も美味しそうなお店がたくさん掲載されているので何店か行ってみました。
ドアを開けた瞬間から煙草臭い……。全席喫煙可!?

よくみるとこの本、禁煙席の有無が載ってない。いくつかネットで調べると全席喫煙可のお店がいくつもある。
狭いお店が多いのか分煙のお店も行ってみると煙草くさかったり。

おそらくこの本は喫煙者がつくってるんでしょうね。
煙草のけむりが苦手な方にはおすすめしません。

都内のスクールに通うため、ひとりで気軽に入れておいしい店、ランチタイムが遅い店などの情報を探していましたが、これはぴったりの1冊でした。カッコばかりで上滑りしてる情報誌が多い中、ツボを押さえた文章と構成は、ひとりめし魂を心地よく刺激してくれます。隅々まで読める本は久しぶりです。
残業帰りのひとりめし情報も、かなり有効。
おかげで通学の楽しみが増えました。
惜しむらくは、他のレビューでも指摘されたように、メジャーなエリアに取材が集中していること。もう少し、エリアを拡げて頂けると、もっと実用性が増します。なのでマイナス1星。
お気に入りは神田・神保町あたりの記事。
「まだあったんだ」という驚きや懐かしさに加え、実のあるカフェや学食の紹介などバラエティーに富んでいて、愉しめる1冊になっています。

東京のレストランガイドとかごはんの本なんて
今までどれだけあったことでしょう？
雑誌でもたくさん特集が組まれているし、ネットでも
いろいろ検索できるし。

というわけで今までこういう類の本（雑誌？）は
買ったことがありませんでした。

でも、これは買っちゃいました。
だって、知らないところばっかりだったし、行ってみたいところ
ばっかりだったから。

銀座で1000円や1500円でそれが食べられるの？
といったオドロキや、自分が知っているリーズナブルで
おいしいお店が載っていると、なんとなく
鼻が高くなったり・・・（お店のオーナーでもないのに）。

ひとりで入れて、ひとりで食べれて、いろいろなジャンルがあり、
とてもオススメです。
なんだか写真もとってもおいしそう・・・。

関西の出版社から出ている本らしく、東京に出張した
人向けの本？というわけで、
銀座、有楽町、新宿、渋谷など比較的大きな駅近くの
ごはん処しか載っていないのが残念ですが、それを差し引いても
十二分に楽しめる、作り手の気持ちが伝わるいい本でした。
オススメです。