土鍋革命
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糸井重里さんのほぼ日プロデュースで土楽さんが作った「ベア1号」を買いました。
買ったらまずすることは、おかゆを炊くこと。
それにより鍋の水漏れとかがなくなるのだ。
使うときに外側を濡らしたらダメ。最初から強火はダメ。付けおき洗いもダメ。洗剤や固いタワシもダメ。
と一々管理が面倒な鍋なのです。
ところがこの鍋がいいのです。
土楽さんの職人がひとつひとつ丁寧に作り上げた味わい。釉薬の色合い。豊かさを感じます。
鍋を自分自身が育てているそんな感じがします。
鍋が細かくひび割れることで火の通りがよくなったりするんです。
この鍋の秘密は釉薬にあるんです。鉄釉という鉄を含んだものを使っているのです。
だからステーキも焼けるんです。
いつも鍋ばかりに使っていたので、いよいよ他の料理法も試したいと思ったときに発売されたので買いました。
鍋の作り手であり料理の使い手である福森道歩さんの提案する料理は美味しい。
豪快かつ繊細な料理になります。
早速、カリカリチキンを作りました。思った以上になかなか火が肉に入りません。
フライパンなんかと全く違う料理器具だということがよくわかりました。
外側はパリッと中はジューシーという感覚がわかりました。
食材を料理するのに新しい境地に達した気分です。
この本の料理を作るなら、土楽の「黒鍋」かほぼ日の「ベア1号」を買うことをおススメします。
これらの道具がないと本の価値が10%くらいしか味わえないかと思います。
普通の土鍋よりも高価です。だけど思い切って買う価値ありですよ!
土鍋という調理器
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ほぼ日刊イトイ新聞上で、販売されている土鍋の窯元の
お嬢さんが執筆されている本誌。
しかし、ちゃんと料理の勉強もされ、お弟子さんに付き
真剣に料理の道を進まれていた方だけあって内容は本格的です。
フードスタイリストの飯島さんとは弟子時代からの知り合いだとか。
(↑映画「かもめ食堂」などを手がけられている方)
”ほぼにち”に詳しく連載されています。
本の内容は、土鍋料理を中心にレシピ展開されています。
土鍋=鍋物くらいしかレシピのない私にとって、オニオンスープやグラタン、
デザートまで作れる本誌の内容にビックリ!!そして、とてもおいしい!!
こんなに広く活躍の場があったのかとびっくり。。
土鍋も使えば使うほど愛着が湧き、今度はこれで何を作ろうかなぁと
思ってしまう。土鍋が使いたくなる本。
土鍋は著者の父上の窯元の土鍋を使われているが
一般販売のものより高価であるので、私は今ある土鍋て十分対応できると思う。
たたし、オーブンを使うレシピのときは対応土鍋であるか1度調べたほうが
よいかもしれない。
ああ〜本当に凄い!!土鍋!!!
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土鍋というと冬の鍋料理。
よくてお米を炊く道具と思っていた…。
本書を読んで土鍋に対する意識が180度変わった!!
(ついでに土鍋も購入した…)
本書で紹介されている土鍋は、一品ずつが手作りで造詣も深く、食卓に乗せても美しい!
ローストビーフ、パスタ、グラタン、煮込みハンバーグ、麻婆豆腐、その他プリンまで!!
土鍋で何でも出来るじゃん!!!
もはや土鍋は冬だけのものではなく、一年中楽しめる!!
それだけではなく使えば使うほど成長していく!!!!
凄い!
凄すぎるぞ土鍋!!!!
もはや、家族の誰にも触れさせない!
壊したら大激怒だ!!!なんて生き物みたいな不思議な料理道具。
注意としては本書で紹介されている土鍋は「口付黒鍋」と呼ばれる鍋で、一般の鍋より耐火性や耐熱性に優れているために、炒めたり焼いたりすることが出来る特殊鍋。
本書に書かれている料理をすべて実現するためには鍋を買わなくてならないという点がある。