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ポテチを異常に食べる人たち~ソフトドラッグ化する食品の真実~

価格: ¥1,512
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: WAVE出版
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依存症 ★★★☆☆
自分の理性に反する行動。分かっているのに、どうしても取ってしまう行動。
やめられない、離れられない、依存症は病気。
しかし症状で悩む人たちにも病気と同じでいつか治るものだということを分かっていてほしいと思う。
女性とポテチ ★★★★☆
周りの女性を観ていると、スナック菓子が本当に好きなんだと感心してしまいます。
主食になってしまっている人たちもいるようです。
著者によれば、婦人科系疾患患者の多くは、食事に脂質がとても多いという共通点があると
いうことです。スナック菓子は手に油が付くくらいですから、摂り過ぎると、
病気になってもおかしくないでしょう。
それでも止められないのは、希薄な人間関係や社会でのストレスを食欲で解消しているのでは
ないかとの一分析が述べられています。

スナック菓子には依存性があって、しかも油のかたまりみたいなものですから、特に、
子供の健康には多大な影響があるはずです。実際、1990年頃から、アメリカでは小児生活習慣病が
社会問題となってきたようです。そして日本も追従しています。
もし、幼いときからスナック菓子を与えていると、その依存性から子供は容易に抜け出せない
と思います。スナック菓子好きな女性が母親になったら、こんなことは不思議ではなくなるのでしょう。
現代は、食という環境に能天気であってはならないと感じます。
誰にでも息抜きは必要。 ★★★★★
ポテトチップスで依存症になるなんて本書を読むまでは
考えられませんでした。
しかし大量に食べてはその罪悪感で苦しんでいる人々が
たくさんいることに衝撃を受けました。

酒、タバコなどの依存性は無論誰もが認めるところで周知の事実。
対して油まみれのスナック菓子はソフトドラッグになるのだそう。。
その背景には菓子メーカー、コンビニ等売り手側の陰謀も数知れず…。
まんじゅう、ケーキなどの甘い物も同様とのことです。
どうやってこれらポテチを初めとするスナック菓子にハマっていくのか
体験談も生々しいですが結局のところはストレスなんですね。
職場の残業、人間関係等々、ストレスまみれの現代人は
酒、タバコやなにかしらの息抜きを持っていないとやっていられないのだ
と著者は言います。
そしてそれがたまたま彼女たちはポテチなどスナック菓子だったのです。
かく言う【粗食のすすめ】と本書の著者・幕内さんも愛煙家と知り驚いた次第です。

私ごとで恐縮ですが私の父は若い頃にヘビースモーカーでした。
(40代の時、禁煙に成功、しかし時はすでに遅かったのです…。)
その父が50代で末期の肺癌が発覚し
60代で苦しんで亡くなったのを見てからはそれまでにもまして
私は異常な程の嫌煙家になりました。
しかし『人は他人の快楽には厳しい。』
と云う幕内さんの言葉を読んで『そう言えばそうだよなぁ…
みな何かしら悩みやストレスを抱えているのだから
私ももう少し愛煙家の人に対して寛容心を持たなければいけない。』と思いました。

本書も『なにがなんでもやめなさい!』と厳しくは言っていません。
悩んでいる方の心を考えて『ポテチ(ソフトドラッグ)と上手に付き合っていくこと』
改善の基本は主食のご飯をきちんと食べることであると示唆しています。
そして子供にはこう云う依存症に陥る危険性のある食品を
多食させない様に警笛を鳴らしています。

誰もがスナック菓子というドラッグに溺れる時代 ★★★★☆
本書によれば、スナック菓子というのはティッシュペーパーを揚げて人工の「うま味」を振りかけたようなものだそうだ。いくら素材へのこだわりをパッケージでうたえど、私たちはじゃがいもやコーンなどの素材を食べているのではなく、実は人工的に作り出された「うま味」を食べているにすぎないのである。そこで栄養士の著者はメーカーのバカげた実験や若い女性をターゲットにした、洒落たキャッチフレーズなどの誤った情報が氾濫していることをまず指摘する。素材の姿形も分からない薄っぺらなスナック菓子を食べるのであれば、素材がかろうじて残っているファーストフードを食べるほうがまだ安心できると著者は言っている。(もちろんファーストフードを奨励しているわけではない)

著者は本書でスナック菓子をアルコールや煙草、コーヒーやチョコレートと同等の快楽をもたらすソフトドラッグに位置づけている。ドラッグという言い方ははじめは少々大袈裟なような気もしたが、スナック菓子が大好きな私には本書に登場する「スナック菓子を異常に食べる人たち」を人事と思えぬところがあり、差し迫った問題と考えるにはじゅうぶんであった。そして世間ではスナック菓子=ドラッグという認識はほとんど皆無なため、自覚症状のないうちにスナック菓子に依存してしまう危険性を説いている。特に若い女性と子供には最大の注意を促している。

本書に好感がもてたのは、著者が頭ごなしにスナック菓子を否定し、健康のためにスナック菓子撲滅を掲げているのではなく、人間誰しも快楽は必要なのだから、ほどほどに付き合っていくのがよろしいというようなことを繰り返し読者に言いきかせている点だ。分かってはいるのにスナック菓子がやめられない人、私と同様にダイエットのために食事の量を減らしてはいるが、空腹を満たすために栄養補助食品(もちろんこれも著者が言うには歴としたお菓子である)をついつい間食してしまう人は、流行のダイエット本に手を伸ばす前にまずはこの本を読んで欲しい。スナック菓子が体に与える影響だけでなく、女性が好む食材(パン、パスタなど)や、健康に良いという意識から女性が積極的に摂取しがちな食材(乳製品、サラダなど)に潜む危険性、日本人の食事には切っても切れない白いご飯の大切さも再認識できるだろう。当たり前のような話だが、お菓子で空腹を満たすのではなく積極的に白いご飯を食べましょう!
ジャンクフードとどう付き合っていくか ★★★★★
『スーパーサイズミー』はひたすらファーストフードを
食べ続けた結果何が起こるかを追ったドキュメント映画
でしたが、
この本は恍惚感を求めてスナック菓子を食べ続ける人たち
を症例ごとに紹介し、その中毒性に警鐘しています。
精製された砂糖、塩、油には脳に恍惚感を与えるうま味があり、
食べることに歯止めが利かなくなってしまうのです。
これらのジャンクフードをどう取り入れ、付き合っていくかを
教えてくれます。