身体にとって、食物消化が最大のストレスである!!食べりゃいいってもんでもない!
★★★★★
実に素晴らしいご本です。
その帯からして素晴らしい。実際その通りで、頭が冴え、体調が更によくなり、スッキリとします。
「脳はグルコースしか利用出来ない」などと言う、「グルコース神話」には一切捕らわれず、ケトン体についてもきっちりと触れておられます。更に凄い事には、先生は既に「身体にとって、消化が最大のストレスである」と見抜かれておられます。
『食べるストレス』
実は消化こそ、ミトコンドリアには最大のストレスなのです。
ROS(活性酸素種)の嵐でございます。
特に、糖質の過剰摂取こそ「最大のストレス」と言う事になります。
糖質過剰では色々な病気が起こって来て寿命が短縮して当然でございます。
長生き、死ぬまで自立には糖質制限そして間歇的断食(CR・IF)。
皆様にお勧め出来る一冊です。
山田式ミネラルファスティングは魅力的だが・・・
★★★☆☆
食事の健康法を調べていて手に取った。著者の山田氏は有名スポーツ選手への断食指導に実績があるとのこと。
本書の立場は、酵素栄養学とか分子整合医学などといわれるもので、新谷医師の病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める-や、鶴見医師の長生きの決め手は「酵素」にあった (KAWADE夢新書)などと同じ系統のものである。断食の効果効用についてもきちんと説明しており、本書の内容自体はそれなりにまっとうである。
ただ、タイトルにある「断食が脳によい影響を与える」ことについては、何か新しい知見があるわけではなく、論拠についての説明もない。断食によって得られる様々な変化のなかのひとつに頭が冴えてくる、ということがあるという程度である。また著者は断食指導自体をビジネスにしているため、もっとも肝心な断食中の「特製ドリンク」については具体的な記述はなく、本書の断食を実践するにはお金を払って断食プログラムに申し込まなければならない。
著者の山田氏が提唱するミネラルファスティングはそれなりに魅力的ではあるが、本書だけでは断食を実践できず、結局山田氏の主催する断食道場の一種の宣伝になってしまっている。書物として内容が完結していないのが残念。
理論はわかるが
★★☆☆☆
理論的に断食をやるのは、よいということは納得できるが、実践については自分一人でやるのは、難しい。実践的な視野から見るとあまり役に立たないように感じた。
方法論が決定的に欠けている
★★☆☆☆
この本には断食法がちゃんとした根拠の元で提示されていますが、肝心要の方法論に決定的な欠落があります。
断食に使うドリンクの作り方が詳細に書かれていないのです。そのドリンクがこの断食法にとって重要な代物にも関わらずです。
従って、確かに言説的には興味深いのですが、この本の実用性は皆無であると言わざるを得ません。実際に断食法をされる方は別の本をとることをお勧めします。
以上
脳と断食の関係についての凄い本! 茂木健一郎に読ませたい!!
★★★★★
断食にはダイエット効果、デトックス効果、心身のリセット効果があるが、それ以上に大きいのが殆ど知られていない脳への効果である。
断食を経験した人は皆、「頭がさえる」「記憶力や理解力が高まる」「物事に動じなくなる」「疲れにくくなる」といった変化を実感するが、それは、脳の仕事力が飛躍的にアップするからだと著者はいう。
断食を始めて5〜7日経過すると、脂肪が燃焼して脂肪酸からケトン体がつくられる。それで血中にケトン体が増えると、α波が発生し、脳は集中しやすく、適切な判断が下せる状態になる。つまり、脳が一段レベルの高い“成功脳”につくり替えられるのだ。
落合博満氏をはじめ、多くのアスリートに独自の断食法を指導してきた著者が、脳を活性化して身体能力までアップさせる「断食力」の秘密と、体に負担をかけない断食のやり方を紹介してくれている。
他と比べて送料無料が良かった
★★★☆☆
他と比べて送料無料が良かった