いわゆる、どの家庭にもある定番のメニューなんですが、
脇さんならではの手順と素材とで作りやすくて美味しい飽きない味に紹介されてます。
この料理にこの野菜入れるのもアリ？なのね〜とか、
コレ入れなくてもいいんだ？
手間かけなくても出来るんだ？
っていう・・・新鮮な驚きがありました。
メイン、付け合せ、サラダ、おやつなど多角的に家庭の味が紹介されてます。
脇さんの家庭におじゃましている気持ちになるような一冊です。

お料理本を何百冊も本棚に並べている主婦ですが、主婦を取り巻くその時の環境によって手が伸びる本も変わっていくものです。この本はフランス料理を勉強した著者が実際に子育てしながらの気取りの無いお献立とチョットした知恵、工夫が満載されていて、今の私の一押しです。ギャングエイジと呼ばれる１０歳の男児がいる我が家ではお母さんはヘトヘトだし、地方にいれば材料だって思うように手に入らないので優雅にお料理作っていられないのですが、この本は今の等身大の自分でお料理できる本です。"大根のみそ汁"の大根を"太め"に切るとか、本物の生クリームがすぐ買えない環境なので遠のいていた"マッシュドポテト"もこの本のレシピでは必要なしで、でも本当においしく簡単に出来て息子の大大好物です。疲れているけれど手作りにこだわるお母さんに特にお勧めしたい本です。