ある程度イタリア料理の基礎を知っている人向きです。
火加減など細かい説明がありません。
落合シェフの名のついた本を２冊持っていますが、どちらも分かりにくいです。
もう買いません

イタリアンレストランのシェフが書いたパスタの本。
コラムとパスタの作り方が掲載されている。

オールカラーで、基本的なパスタの作り方が紹介されているのは参考になった。
ポイントもおさえてあって、料理に慣れていない人にもわかりやすいと思う。
また、目玉が飛び出るような高額の食材を使うのではなく、手に入りやすいものを紹介してくれているところは実用的。
一部、ウニとかポルチーニとかムール貝とかオマール海老とかを使ったメニューもあることはあるが、ウニ以外は代替がきくし、自分なりの工夫をすれば問題なしだと思う。

コラムも「ほほぅ」と思わせる内容で、飽きることがない。

実用面だけでなく、読んでいるうちに、「これ、作ってみようかな」と思わせる気軽さと楽しさが感じられる一冊。

強いて挙げれば、第5章の「魚介の扱いとさばき方」のみカラーではないところが残念。
それでも烏賊の捌き方はとても参考になった。

これだけの内容で、しかもカラーで、650円というのはお買い得。
文庫版なので手軽感があるのも良し。

今まで何種類のパスタ本を見てきましたが、なかなか店で食べるようなおいしいアリオリ（ペペロンチーニ）を作るような説明がなくて・・・この本を見ると、作る過程だけでなく、ここが重要なんだよっていうポイントが初心者にもわかりやすく書いてあって、とてもためになりました。分量も基本が1人前なので、一人暮らしの人も手軽に作れるし、どこでも誰にでも買える材料でのレシピなので1冊持ってて損はないと思います。ようやく家で納得できるアリオリを作れる本があったと重宝してます。

私が初めて作ったパスタ料理は、雑誌に掲載されていた落合シェフのペペロンチーノでした。とても簡単で（勿論奥が深いのは分かっており、その域には到底およびませんが）美味しくでき、それから作るのが楽しくなりました。
そしてであったのがこの本。
文庫本なので手軽で、そしてカラー写真がふんだんに使われているので分かりやすいです。巻末にある魚介類のさばき方も参考になります。
おすすめです。

アッという間に読んじゃいました。基本からアレンジまで、教えなくってもいいのに・・・ということまで隠さず本にしちゃう落合さんらしい一冊です。みんなに美味しいものを食べさせたいという気持ちが伝わります。