「フードセンター」「惣菜屋台」「注文屋台」「専門屋台」「デザート」と章立てが目的別になっていて、すべての料理にタイ語表記がふられているので、初心者でも臆することなく、また、上級者は自分の好みにとことんこだわった料理を注文できる。ガイドブックとして持ち歩けば「タイ人のように屋台料理を食べあるく事」ができ、ちょっとディープなタイ旅行が実践できる。
カリカリの卵をのせたパッタイ(ヤキそば)、真っ赤なトムヤム・スープなど、甘辛で刺激的な料理の数々を、解説を添えカラー写真でたっぷり紹介。ページをめくるごとにナンプラーの酸っぱさ、チャンツァイの独特な香りはもちろん、むわんとした屋台の熱気まで伝わってくるようで見ているだけでも楽しい。(水都 光)