我が家の娘は母乳っ子のためかほとんど離乳食が進まず、まともに食べ始めたのは後期からでしたが大活躍しています。
料理がそんなに得意でない＆共働きのため、いかに子どものためだけの料理をせずに食事の支度をするか、
に力点を置いているので（笑）大好きな和食で美味しく楽したい自分にぴったりでした。

他の方のレビューにもありましたが、特によかったのは「ふり塩」「霜降り」を学べたことでしょうか。
我が家では時間短縮のため＋圧力鍋高圧３分でよく白身のちり蒸しをします。
娘もよく食べますし、大人にも激ウマです。
やっぱりレンチンで便利に離乳食もいいのですが、基本の一手間をかけるか否かで美味しさが変わるものなんだと実感。

取り分け用のため薄味でかつ美味しく作れるのも嬉しいです。

今まで作ったメニューは

おかゆ、きんぴら、たいのちり蒸し、照り焼き、茶碗蒸し、炒り豆腐、ささみのチーズ焼き、おひたし、キャベツと白身の煮物、きゅうりとツナの酢の物

です。
中には取り分けが厳しい濃さのもの（炒り豆腐・夫には好評）やふつーの味付け前の取り分け（酢の物）、やっぱりパサついて食べにくい（ささみ）ものなどもあり、パーフェクトとはいかないかもしれません。

しかし

離乳食は大人と同じ食卓で同じものを取り分けるのが食育上いいのでは、とか
野口さんの味付け好き、とか
だしからきちんととって、でも難しくなく美味しく食べたい、とか
ＢＦの食べ残しはちょっと食べられないけどこれなら子どもの食べ残しでも美味しく食べられる、とか

なんて、さまざまな要望にお応えできる珠玉の１冊ではないかと思います。

２冊目の離乳食本として評判が良いので買いましたが、パラパラ見てみた感想は、正直買わなくても良かったかなと思います。
和食の煮物を普通に出汁取って目分量で味付けして作る事が出来る人には、参考になる所は少ないように思います。

逆に、新婚さんでお料理に慣れない内にすぐお子さんが出来て、離乳食も作らなくてはいけなくて困っているような人にはとても良さそうです。
調理途中のお鍋の様子や、野菜をカットしている途中の写真などが沢山載っているので、初心者さんには心強いと思います。私も新婚の頃は、この手の初心者用の料理本を毎日片手に料理していましたから。

基本的に、大人向け料理の調理方法が大きく載っていて、片隅に赤ちゃん用の調理法が少しだけメモ程度に記載されている感じです。大体は、味付け前に取り出して素材を潰す、またはきざむ、という感じですので、特に目新しく感じた物はありませんでした。

うちは、子供が９ヶ月になったばかりで後期向けの調理方法をマスターしたいと思っていたのですが、取り分け調理に慣れていなかった初期か中期の初め頃に買っておいた方がまだ使えたかなあと思います。

まだ、一度もこの本の通りに調理してみていないので、作ってみてまたレビュー追加します。

野崎さんのお料理本は好きですし、この本もお料理本として大変素晴らしいとは思うのですが、これから離乳食を始めようという時に最初に買う本ではなかったです。きちんと手作りの離乳食を作りたいけど、もっと初心者向けで、初期の離乳食が紹介されているものがほしかったので、求めているものとは違いました。離乳食の基本は理解していて、大人の食事から取り分けで離乳食を作りたいと思っている人にはおすすめです。

　国際結婚をして海外で暮らしていますが、自分の子供が生まれたらやっぱり日本の味を食べさせたい、、、と考え離乳食の本を探していたときにこの本を見つけました。皆さんのレビューを見て「これはよさそう」と思い買ってみたのですが、本当、良かった！基本がしっかり書かれているし、ただの離乳食の本ではなく赤ちゃんの家族も一緒に楽しめる料理ばかりです。まだ赤ちゃんが生まれてもいないのですが、今から離乳食作りが楽しみでなりません！

離乳食の詳しい進め方は少しだけなので，他のムック本と併用された方がよいです．ただ，赤ちゃんにとっても和食の味を伝えていくことはとても大切な事．だしの取り方から，調理の表現など，基本を教えて貰った気がします．しかしどれも大人のおかずのレシピで，その中の材料でこれとこれを味付けする前に取り分けてつぶしましょう，など初期・中期・後期にわけて小さく書いてあります．初期は結局ニンジンを，ほうれん草を裏ごしするなど，この本でなくともどこでも書いてある物になってしまうので★４つにしました．同じ材料で大人にはこんなアレンジができますよ，という本だと思います．大人にとっては夕食になるような一品なのに，初期の離乳食開始の基本は午前中から昼間．この本のレシピを使った離乳食は後期以降になるでしょうね．