狭い庭に何本も植えるわけにもいかないし厳選せねば…と
新築外構の植栽に頭を悩ませていた時に読んだ本。
常緑・落葉、花を愛でるか葉を愛でるか、実がなるほうがいいか、
高さはどうか、日陰に強いか等、選ぶときのポイントがわかりやすい。
植え方、育て方や剪定の基本、病害虫の対策など基本的な知識もおさえてあり
なにより、樹種ひとつに1/2ページ〜見開き以上の
大きなスペースを割いて、美しい写真と特長、育て方のコツを
解説してくれているのがこの本の特筆するべき点で
「こんなきれいな花が咲く木が庭にあったらいいなあ」とか
「近所の木はこれだったのか」「こういうタイプが自分の好みなんだな」
「この木、憧れてたんだけど自分に育てられるかな」など
ガーデニングの夢と知識を広げてくれます。
本の値段が若干高いのと、ハイノキやアオダモ、アオハダなど
流行りの樹種でも載っていないものがあるのは残念ですが
総じていい本だと思います。
高価すぎて手が出せないな〜という方には
「ガーデニング花木入門」（別冊趣味の園芸）とか
「失敗しない花木・庭木150種」（主婦の友社）をおすすめします。

見やすく丁寧で、わかりやすい本です。
見てるだけでも楽しい＾＾

多少かさばるサイズですので常日頃持ち歩いて、と
いうわけにはいかないと思いますが、
車の中やリビングに置いておいて
気になったらパラパラめくって調べたり・・・
なんて使い方もいいと思います。

普段街の中で目にする樹木はこの一冊でほぼカバー
できるんじゃないでしょうか。
アジサイを例にとっても、いろいろな花の種類が
まとめて掲載されているので、見てて楽しいし
勉強になります。
剪定の仕方については、説明不足でわかりにくい
ものもあるな、という印象を受けました。

魚に詳しいのもワインに詳しいのもいいものだ。けれど樹木に詳しいのはなんかもっといいもんだ、って気が、この本をめくりながらするようになってきた。白状すれば、隣家からの視線よけに、ベランダになにか鉢木をおこうと思ったのが樹木選びの動機だった。ところが。この本の中でシンボルツリーという木選びや果樹を育てる楽しさを読み進むうちに、すっかりにわかガーデナーになってしまった。いい本の楽しい力とはこういうものを言うのだろう。庭やベランダで樹木を育てながら、木に詳しくなりたい人におすすめです。

私の友人にプレゼントしたところ、この本を１時間読みふけり、挙句にベランダにあった植物がカシワバアジサイだということがわかり、なおかつ剪定しようと思ったそうです。植物写真がわかりやすく、手入れの仕方が懇切丁寧。
この本と剪定ハサミをセットにして園芸好きの人に贈るをよろこばれると思いますよ。