必読書
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マンションを買う前に読んでおいた方がいいと思います。1度マンションを買ったことがあるのですが、そのときのことを思い出しました。こちらは生涯にあまりない大きな買い物なのに、営業にはパズルの1コマにすぎないという温度差を知った上で、営業に頼ることなく、冷静な判断をしたいところです。(私の場合、この誠実そうな人からなら買ってもいいいなんて本気で勘違いして、希望とは違う部屋にまんまと誘導されてしまいました。無知ってこわい。。)
参考になっています!
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今、ちょうどマンション探しをしているところで、非常に助かっています。セールスマン視点でかかれている本書を読むことにより、セールスマンの手の内とか置かれている状況を想像しやすくなり、商談にも余裕をもって臨むことができているように思います。
その他、自分が特に役に立っていると感じているのは、こだわるべきポイントとこだわるべきでないポイントです。筆者の言うこだわるべきでないポイントとしては、1.入居時期、2.内装、3.設備が挙げられています。逆にこだわるべきポイントとしては、1.場所、2.ローン返済計画、3.間取り、4.売主の不動産会社を挙げています。これらは、本書を読まなくても、皆さんなんとなく意識している部分だと思いますが、マンション販売のプロが理由を示しながら説明してくれることにより、マンション選びの大事なポイントの優先順位をはっきりさせることができます。
また、本書が強調するダメマンションを買わないコツとして、3月入居可あるいは、3月竣工物件を避けるということがあります。これは、購買者が入居時期にこだわることによりセールスマンの立場を有利にさせてしまうということに加え、3月物件は、突貫工事で期日に間に合わせざるを得ないことが多く、ダメマンションになる確立が他の物件に比べて高くなってしまうとのことです。
マンション購入希望者必携
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現在マンション購入(買い替え)を希望しており、いろいろ見学しておりますが、この本を読んでなるほどと思うことがいくつかありました。
たとえば買い替え客はあまり歓迎されていないことなどはわかりませんでした。
不動産購入はかなり高い買い物になりますので、この本でダメマンションを見抜ければ安い物です。ただし、この本に書いてあることを次々と質問すると、担当者から嫌われるクレーマーと間違えられる可能性が出てくるかもしれません。
何冊かこの手の本を読みましたが、ベストの本といえるでしょう。
まっとうなマンション購入時の注意点ガイドですが、それ以上に楽しめます。
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まっとうなマンション購入時の注意点ガイドですが、それ以上に楽しめます。
3月に購入するマンションの危険さにはびっくりしました。
購入者の視点からは見えにくい、「こっちにとっては一生の買い物だが、売る方にとってはお客さん全体の数百分の1にしかすぎない」という立場に立ったときに見えてくる不動産業者さんの当然の視点など、いりいろ勉強になりました。
マーケティングに興味のある自分としては、
・さんざん新入社員の面接をしてきた人事担当者が受かる面接術を伝授しているような本
・知識の少ないお客さんに「一生の買い物」をしてもらうときの、高額商品のセールスの本
としてもとても楽しめました。
もちろん、不動産購入を控えていらっしゃる方、購入直後の方にも、業界の裏側が見えてくるのでお勧めです。
■オーソドックスなマンション選びの視点が網羅されています。
★★★★☆
・色々勉強になりました。
・著者の主張としては
■1.やってはいけないこと
−3月に購入すること
→その理由は、転勤があるかもしれない、から。
(転勤が生じた場合、キャンセルできるが多大な違約金を要求される)
−全国11,000戸の実に40%が3月に売買される。
3月に間に合わせるために突貫工事をすることもあり
その手の物件の質は危うい。
突貫工事の有無は(入居時期−完成時期)が
1ヶ月以上空いていることが目安。(三井は2ヶ月空けるとのこと)
■2.あまり拘らない方が良いこと
−購入期限 (いつまでに買う)
−内装 (内装=化粧はいくらでも誤魔化せる)
−設備 (備え付けである必要はない、家電量販店で購入すれば良い。ex.食洗機、風呂の壁に填め込まれた液晶TV)
■3.絶対に拘るべきこと
−最も拘るべきは”立地”
・立地=最寄り駅力+駅からの距離
−立地で考えるべき視点は 安全>便利
−安全性の確認としては
・洪水ハザードマップ
・地歴 の2点をデベロッパーの担当者から入手すべきとのこと。
■その他、本書で発見したこと
−施工責任者=所長でマンションの質が決まる
デベロッパーの所長がinitiativeを取っているか建設会社に任せっきりか
でマンションの質が大きく変わる、と。勿論、前者のマンションを購入すべき。
所長に注目したことはあまりありませんでしたが言われてみると確かに
その視点はあるなあ と思いました。要は現場責任者ですものね。
−アフターサービスを考慮せよ
アフターサービスを行っているのが誰かで質が影響を受けると。
そのデベロッパー>子会社・関連会社>何の関連もない部外社