私も坂田教授の診察を16年前に受けました。G大学付属病院ではメニエール病と診断されました。しかしメニエール病の典型的なめまい耳鳴り難聴の三点セットの症状があらわませんでした。また、今思えば誤診だと思います。私はレルモワイエ症だと診断されました。そして、一ヶ月の入院をして内耳に麻酔をかけたブッロクを受けました。当時は坂田教授の本格的なめまいの本はなく私は、ドイツの3人の医者が書いて坂田教授が翻訳された医者用の「めまいと平衡障害」南江堂（定価6500円）の本を実物を見ないで市内の一番大きな本屋さんから注文をしました。その内容よりはるかにこの本はめまいについて詳しくかいてあります。また　治療についてもかなり坂田教授が40年以上臨床例から得られた貴重な情報が書かれています。1400円以上の価値のある本です。
　現在坂田教授は目白大学の中にクリニックを開設されかつ息子さんの坂田英明教授がホームページでめまい耳鳴り１１０番を主催されています。めまいで困っている人は一度この本を読まれることが治療の第一歩だと思います。

　約５年、体がふわふわする感じのめまいに苦しんできました。いろんな病院に行き、ＭＲＩやＣＴなどの検査も受けましたが、原因がわからず、めまいを抑える薬を出されるだけ。その薬を飲んでいても、体のふわふわ感は取れないし、気分もすぐれず、どうしたよいのかと途方にくれているなか、この本に出会いました。
　本には、めまいの原因や治療法が素人の私でも理解できるくらい丁寧に詳しく書かれていました。そのなかで、自分の症状に思い当たる内容もありました。ずっと原因がわからず、このまま一生めまいは治らないのかもしれないと脅える毎日でしたので、とてもありがたかったです。私のようにめまいの原因がはっきりせず、苦しんでいる人は多いと思います。そういう人にぜひ読んでいただきたい一冊です。

著書にも書かれている回転性のめまいに悩まれています。
頭痛からくるめまいだろうと医者に言われていましたが、
気になってこの本を購入してみました。

原因はひとそれぞれ違うようですが、
何よりも治療法について具体的に自分で知ることができて良かったです。
検査や治療法を読んで少し怖くなりましたが、
事前に知っておくことでかなり安心できました。
分かりやすい解説だったので読みやすかったです。