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風邪の話―たかが風邪、されど風邪、風邪対策の知恵とヒント

価格: ¥9,249
カテゴリ: 単行本
ブランド: 日本医学館
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素晴らしい本です ★★★★★
小児科医であり、研究者でもある筆者のわかりやすい本です。

風邪というと、身近な病気でありながら、わかったようでわかっていないことが多い。

症状としての「風邪」に対して、
多くの例を挙げ、これだけ違った原因があるので、
安易に素人判断で「風邪」だと思わずに
専門家の判断を仰がないと、大変なことになると警告してくれています。

・専門家の「様子を見る」と素人の「様子を見る」は違う。
・市販の薬では手遅れになる可能性がある。
・「高熱」が怖いのではなく、「高熱の原因」が怖い。
・ウイルスや細菌、その他の原因ごとに、対処が違う
・お風呂、布団、衣服について

など、実例をあげて、わかりやすく解説してくれています。

本書では、「風邪」という言葉を使うなと戒めていますが、
読めば納得の1冊です。
 一読して、うちの待合室に置くことにした。 ★★★★★
『風邪の話』松永貞一(永寿堂医院院長)著、日本医学館
              双葉会診療所  片倉和彦
 一読して、うちの待合室に置くことにした。
 待合室に置く書籍の選択は難しい。あんまり格調の低いものは置きたくない。非科学的なものも置きたくない。でもわかりにくいものは要らない。専門用語だらけでは待合室におく意味がない。薬の宣伝誌などは置かない。文章が長いものは待合室に向かない。重い本は持つのが大変。字が小さいものは読む気がしない。高すぎる本は予算がない。
 これらの関門を、この「風邪の話」はすべてクリアするのである。
この本は、格調が高い。風邪の歴史から始まり、ただの風邪ではなかった症例、風邪の予防、薬の知識などをしっかりと書いてある。風邪という簡単そうで実に厄介なものに正面から取り組んでいる。風邪のこと、風邪の薬のこと、治す、防ぐ、生活、など、著者自信の実践への思いが感じられる。
 この本は科学的である。市販の風邪薬の成分、薬を飲んだときの血中濃度の移り変わり、などが表になっている。著者は、慈恵医科大の臨床検査医学教室の助教授、昭和薬科大学の客員教授、などを勤めてきた方である。豊富なデータが説得力を増す。
 この本はわかりやすい。著者は小児科での実践を積んできただけあって、たとえ話がわかりやすい。インフルエンザワクチンをしていてもインフルエンザにかかる人がいるのでワクチンは無駄、と考える人に対して、こういうたとえ話を用いている。「鎧を着ていても、戦場で死ぬ人がいるからといって、あなたは関が原の戦いに裸で参加しますか」と。
 風邪のときの布団の重さ、風邪のときの入浴など、医療関係者にとっても参考になる。患者、家族への話し方の参考にもなる。
専門用語は少なく、言葉の選択がうまい。もちろんスポンサーなどいない。章立てが1ページ半ごとなので読みやすい。本が重くなく、字も小さくはない。1050円である。

この書評を読んでいる貴殿の診療所待合室に2冊、いかがでしょうか。

 (書評:「診療研究」第429号54頁、2007年7月号、東京保険医協会)

簡潔!明快! ★★★★☆
風邪。身近なこの言葉。簡単に考えていると実は怖い。風邪から始まる様々な病気がありますね。説明も解り易く、驚きの話も交えながら、最後まで一気に読んでしまいます。
一家に一冊いかがでしょう? ★★★★☆
「風邪ひいちゃった」「風邪っぽいんだよね」「熱があるんだけど、薬は?」なんていうときに自己判断してませんか?
風邪をあなどってはいけません。何かの病気が隠れているかも。。。
改めて、「風邪ってすごいんだ」ってことがわかる一冊です。