患者さんの家族に限らず、医療従事者にも読んで欲しい本
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自分は精神科医であることを最初に書いておく。
この本は、認知症患者を抱えるご家族に読んで欲しい本。
また、認知症と関わることの多い医師、看護師、介護士などにもお勧めできる。
医師は精神科に限らず、むしろ精神科以外の科の医師に読んで欲しい。
内容はいたってシンプルかつ具体的。
もちろん、すべての症例に対してこの一冊で対応できるわけではない。
だが、基本となる対応の仕方が分かるだけでも気持ちに余裕ができるだろう。
また、本書の中には認知症の予防や治療に効果がある(かもしれない)特殊なコーヒーや、
アロマセラピーについても記載してあり、それらを知るだけでも一読の価値はあった。
お医者さんにも読んで欲しい
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内科の先生など主治医,かかりつけ医の先生にも読んで欲しいです.単に家族にこの本を薦めていただくだけではなく,家族へのアドバイスをするときにもとても役に立つのではないかと思います.また,この本を読むことで認知症を持つ人への「まなざし」が変わるのではないでしょうか.
認知症についての必読書です!!
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認知症について大変分かり易く書かれています。私は認知症の方の施設でボランティアをしています。日頃から、認知症の方の対応や関わりについて学びたいと思っており、タイトルに惹かれ購入しました。認知症についての症状、家族の対応、公的サービス、予防法など盛りだくさんの内容となっています。また、事例による対応法が書かれており大変参考になりました。病院を受診する時のチェックリスト、認知症発見チェックリストもあり、役立つと思います。本書から、認知症の方の行動も、それなりの意味があるのだと学びました。一人でも多くの方が、認知症について、正しい理解ができるといいなぁと思いました。
認知症の真髄がわかる
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認知症とはどんな病気かから、一見理解しがたい症状がおこる理由、その対応法が書かれていて、とても参考になる。前回の出版「これでわかる認知症診療」(南江堂)も良かったが、更にきめ細かい行き届いた内容となっている。是非、多くの方に読んでもらいたいと思います。
よく分かります!
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認知症とはどのような病気なのか、どんな薬があるのか、どうやって予防すればいいのかなど知りたいことが表やイラストなどで解説してあってとても分かりやすかったです。難しい専門用語も少なく、医療や福祉などの知識がなくても理解できました。