世の中は.NETの時代ですが、仕事でレガシーASP（昔ながらのASP）をどうしても担当しなければならなくなったため、この本を読みました。サンプルのコード内容は初心者向けの大変有意義なもので、初心者が学ぶべき点を的確に盛り込んでいます。

しかしながら、各コードの解説が貧弱で、とにかくソースとにらめっこして理解せよと言う事なんでしょうが、手抜きとも言えるほど解説を端折りまくってます。

他の初心者向けの本で既にプログラムのコードにある程度触れて理解している人であれば良いのですが、全くの初心者がこの本を買っても、途中で読む気が無くなると思います。

私はVBの経験が少しありましたが、ASPの経験が無かったのでこの本を読みました。一応最後まで読み終えることはできましたが、他の本と併用しまくりました。例えばオブジェクトの概念について、もっと解説すべきです。いきなり「オブジェクトは実態がないからインスタンスを生成して使用します」とだけ書かれていて、オブジェクトの説明もインスタンスの説明もないので、ホントに初心者向けの本か？と思いました（コードの内容は初心者向けなのでそれは間違いないのですが・・）。

しかし良い点もあります。それは自力でコードを理解しようとする姿勢が身に付くことです（実はこれが一番大事な事なのかも・・・）。

～HTMLの解説から始まり、VBScriptの解説、データベースを参照する章の前にそれらを理解させるためにサンプルプログラムを交え必要な知識を丁寧に解説されている。
ただ、私がVBScriptの初心者のため、VBScriptの解説をもう少しサンプルプログラムを交え優しく解説してくれたらと思う部分があった。
それさえなければ内容的にはすばらしいものがある。
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ASPの解説にはあまりページをさいていないが、VBScriptの章を読破した段階で「VBScript+ASPハンドブック」のASPのプログラムも難なく読めるようになっている。（実は２冊併用で勉強している）
VBScriptを既に勉強している方にも
第3章入力内容を処理する
第4章データベースを参照する（VBScriptデータベース、EXcel,Access,テキストデータベースファイル）
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は参考になると思われます。～