「問題集」ではない
★★☆☆☆
数少ない資料としては貴重だが内容は薄い。
著者が最も訴えたいのは「独学するより教育機関に通ったほうが効率がいい」ということらしい。そのことは事実かもしれないが、教育機関の経営者に言われてしまうと、どこまで信じていいのか分からなくなる。また、地方に住んでいてそういう機関に通えない人間にとっては諦めろと言われたような気持ちになる。
「問題集」とタイトルに入っているが、「こんな問題なんだ」という程度の質と量でしかない。さらに、タイトルに「公認」という語が入っているが、この本が公認ガイドブックなのではないので注意したい(この程度の引っ掛けに引っかかるようでは監査は無理かもしれないが)。
CISA試験対策は過去問のみ!
★☆☆☆☆
CISAの試験問題は日本語訳が凄すぎる。技術的にもちょっとはてな。
過去問にあたり、「親切心」でこういうことが言いたいのかな?と察してあげて答える練習をするのみ。
教科書的な内容を学ばなければと思っている人がいるとしたら、そもそもお門違いの試験を受けている可能性が高い。
わざわざ買わなくても
★☆☆☆☆
この本は、U.S.エデュケーションの無料講座セミナーでもらえる。
わざわざ高額な値段を出して買う程の内容ではない。
試験の全体概要と申し込み方法の理解に役立ちます
★★★★★
CISAの5つのドメインの問題についてだいたいの出題傾向をつかむのに役立つ演習問題が収録されていました。
試験の受験対策には、この本の問題数では足りないので、ISACAのレビューマニュアルや問題集を追加する必要があると思いますが、ドメインの重要なところをまとめてあるので、電車の中や空いた短い時間で見直すのに有効だと思います。
この本を見て、USエデュケーションの無料授業にも参加しましたが、そこでもISACAの問題集を基にした演習問題をいくつかやりました。
この試験に関する日本語情報が少ない中、演習問題を解く考え方を大体つかむのに有効だと思います。
初の日本語CISA入門ガイドが登場
★★★☆☆
今後、業界を問わず、幅広く需要が高まると言われる公認情報システム監査人
(CISA)に関する日本人による日本語の初めての試験合格のための
ガイドブック。待ってましたの登場です。
前半は、監査プロセス概要から始まって、ISACAや受験者、合格者の
生の声を掲載し、懇切丁寧です。試験制度に関する詳細な紹介や
受験料にまで言及し、さらに、独学の場合と学校を利用する場合の
学習シナリオまで開陳し、親切です。
後半は、各ドメインの概要と1問1答と解説となっていて、試験の内容が
しっかりとわかる体裁となっています。
本書を読めば、CISA試験制度と合格への道が大変よくわかるので、受験者
には今後必読のガイドとなるでしょう。
売れる部数を少なく見積もっているせいなのか、量の割りに価格が高い
印象をうけますが、合格を目指す人には、安い買い物なのかもしれません。
一通り読み、模擬試験問題を回答していくと、受験、合格への心構えも
万全といったところでしょうか。もちろんこれだけでは乗り越える
のは無理でしょうが、副読本として、お奨め。