この本のおかげで合格しました!!!
★★★★★
普段からCisco機器に触れている方やCCNA・CCNPなどCisco資格取得者がネットワークスペシャリスト試験合格へ向けての学習教材としてはこれが一番ではないかと思うような出来です。いろいろな参考書を見ましたが個人的にはこれが一押しです。
Geneさんがかかわっているだけあって、ベンダーフリーな資格本には珍しくCiscoよりな記述がところどころ見受けられます。
ネットワークスペシャリスト試験合格に必要な部分は十二分に網羅されています。
また、ネットワーク全般についてとてもわかりやすく説明されていますので教科書としても使用できます。
新人さんの教育にも使えそうな一冊です。2009年版は後輩に渡してしまったので、2010年版が出たらもう一度購入しようと思います。
誤植や記述ミスについて書かれている方がいますが、理解しながら読めばわかるミスです。
出版社の正誤表もきちんと更新されています。ベンダー試験の参考書のミスのひどさに比べればミスに入らない程度です。
NW試験の午前2、午後1・2はこの本とIPAのHPで公開されている過去問で対策はOKです。
午前1対策はさすがにこの本では無理ですので、ほかの参考書と高度区分の過去問+応用の過去問の学習が必要です。
二冊目以降にどうぞ。
★★☆☆☆
他の参考書とはかなり毛色の異なった内容が特徴的。
おそらく著者はCISCO系の資格に手を出してるんじゃないかと思われるが、その癖が本書に出ていて、他の書とは違った視点から内容を捉えることができて、読んでいて「面白い」。
出題範囲とされない内容も所々に見られるのは愛嬌だが、それが逆に「ああ、ここってこういう事だったんだ…」と改めて理解を深めることになる事も多い。
しかし、範囲として抜けている箇所が何点かある。網羅度で言ったら技術評論社や日経新聞出版社などに一歩及ばない感が否めない。また、誤植のせいで内容を誤って覚えてしまうような所が数点あったのはいただけない。
受験2回目以降や、多くの参考書を読破した方など、試験の概要を掴んでいる方にとっては、新たな視点を設けることのできる貴重な書であると思う。その意味で2冊目の参考書としては優秀に思える。しかし1冊目の参考書として使用するのは決してお勧めできない。
可もなく不可もなく
★★★☆☆
著者がGeneさんということで期待しましたが、可も無く不可もなくという感じでした。
うまく凝縮されているので良かった反面、凝縮されて、痒いところまで手が届くという内容ではなく、他の本と比べて特徴のある内容では無いと感じました。
正誤表について
★★★☆☆
内容に何カ所か誤りがありますが、日経BP社のウェブサイトには正誤表が公開されていません。これは参考書としては致命的です。
正誤表について日経BP社に電話で尋ねてみたところ「折り返しお電話いたします」とのことでしたが、1週間以上経過しても連絡はありませんでした。
その後、8/20に日経BP社のウェブサイトを確認したところ正誤表が公開されていました。
http://ec.nikkeibp.co.jp/teisei/seigo.html#83896
正誤表のページには、この書籍の紹介ページからでないとたどり着けません。非常に不親切ですね。それに、正誤表がまだまだ完全じゃないです。
非常にまとまった良書
★★★★★
ネットワークスペシャリスト試験を受けるため、参考書を書店にて物色していたところ、本書を見つけ、他書と比較してから本書を購入しました。もともとCCNPなどの試験勉強にて本書の著者の一人であるGene氏の著作物を拝読しており、非常にわかりやすく、丁寧な説明に助けられたこともあったので即決しました。
ある程度の知識を持つ方であれば、スムーズに読むことができますし、知識レベルが高くなくとも入門書としてネットワーク関連知識を理解できると思います。解説も一つ一つ丁寧にされており、絶妙のタイミングで確認問題が配置されているため、理解度をチェックするにも適しています。
カバー範囲、解説の丁寧さ、要点のまとめ方、図説のわかりやすさなどは他と比べて非常に優秀だと思います。