初めての人には
★★★★☆
IllustratorやPhotoshopは使えるけど「Premiere Proとか、動画は初めて」という方には、
判りやすく、基本的な内容を押さえてあり、良い本であると思います。
自分がそうでしたので、これを前提に、レビューを書かせて頂きます。
私の場合は、初めてpremiereに触るにもかかわらず、背伸びをして、書評を参考に、
「Premiere pro Standerd Techniques」(石坂アツシ著・BNN刊)を先に購入してしまい、
「しまった、これじゃ、Premiere初心者の私には無理(汗)」と、後から恐る恐る
「スーパーリファレンス」を取り寄せました。
でも、Premiere初心者には良い選択でした。とにかく、この一冊で確かに「基本はバッチリ」と思います。
用語解説も丁寧で簡潔。判りやすいです。勉強になりました。
が、著者がそこに重点を置いたからか、置き過ぎたからか、「もっと映像を作りこみたい」方には物足りないでしょう。
あと、値段が高い。なので、星4つです。以下は目次です。
【目次】
Part1 Premiere Pro CS4の基本(ハイビジョン映像編集や、ワークフロー・ワークスペース等について)
Pert2 映像をキャプチャする(新規プロジェクトの設定、映像のキャプチャ、バッチキャプチャ等について)
Pert3 ビデオを編集する(パネル、アセット、シーケンス、クリップ、トリミング、マーカー等について)
Pert4 映像を演出する(トランジション、エフェクト、カラー補正等について)
Pert5 モーションの設定と映像の合成(ピクチャーインピクチャー、合成テクニック等について)
Pert6 タイトルを作成する(タイトル、テロップ、エンドロール)
Pert7 オーディオデータの利用(BGM設定、Soundbooth CS4との連携等について)
Pert8 ムービーの出力と活用(ファイル出力、Adobe Clip Notesでの校正について)
Pert9 他のソフトと連携する(Adobe Encore CS4、Adobe After Effect CS4との連携、webサイトからFLV形式での公開 )
以上、ざーっとです。ご参考までに。
スーパーリファレンスとは呼べない内容
★☆☆☆☆
今まで9年近く使用してきた、ノンリニア編集のシステム(OS:Win2K、デジスィートLX、プレミア6.1)が調子悪くなり、RS422コントロール出来るDeckLink Studioを使い、自作のPCでプレミアCS4で新規にシステムを組む事にしました。しかし、CS4は、6.1と比べると別ソフトと言えるぐらい変わっているので、ネット上の検索(急いでいたため)だけで他に見あたらなかったので、中味を見ずに本書を購入しました。
私は、プレミア6.1の前にスピードレーザーという業務用のソフトも数年使っていたので、割とノンリニアの基本的な使い方は、判っているつもりなのですが、(エディウスプロの試用版もほとんどすぐ使えました)実際CS4で、編集をはじめたら、Hシフトの問題、OMFファイルの書き出しの仕方など、困った所の解説がほとんどいって良いくらい抜けていて、使い物になりませんでした。
本書の内容は、まったくのビギナーに最初の一歩を説明する内容にとどまっています。
ほんとに映像の信号管理まで、後のスタジオでのMA作業へのデータ受け渡しなど、肝心のポイントにはまったくふれていません。
完全詳解、スーパーリファレンスというからには、せめてメニューの各項目の簡単な説明が欲しいものです。(ページ数が倍増するかもしれませんが)中味を見なくて購入した私が基本的には悪いのですが、
スーパーリファレンスとは呼べない、基本解説だけの本です。
もっと詳しい本が欲しいです。やはりヘルプに頼るしかないのでしょうか。(因みにHシフトの件は、経験でフィールドの問題かなと思いいろいろ探して修正メニューを見つけました。)
入門書に最適
★★★★☆
CS4の機能を余すところ無く紹介するというよりは、基本的なことをわかりやすく解説したものです。
初めてPremiereに触れる方にとっては助かると思います。
ただ、実用的な応用テクニックはほとんど紹介されていませんので、
カッコイイ演出や編集方法が知りたい方には物足りないかもしれません。
エフェクトやトランジョンに関しては、もっと数多くの作例が欲しいと思いました。
入門書には最適ですが、入門書としては少し価格が高い気がしますので★一つ減らしました。
購入CDの付属マニュアルと同じ
★★☆☆☆
購入して「しまった」というのが感想です。内容は購入Premiere Pro CS4付属のマニュアルと同じ。しかも、同一著者の以前の著作スーパーレファレンスPremiere Pro2.0の焼き直しになっている。Adobeのマニュアルを画像付きで説明している点は入門書としてわかりやすいが、その次にやりたいところが見つからない。例えば、Hi-vision映像を編集してDVD-Videoにする方法、Media Encoder、Encoreの各使い方、Clip Noteの意味、立ち上がりタイトルの作成、1スクリーン内で2画面表示など、CS4としての優れたはず(?)の機能は申し訳程度しか記述されていない。CS4は旧バージョンと大きく違っているのでここを期待したが、期待外れであった。スーパーレファレンスというより、入門書であろう。
初心者にもわかりやすい
★★★★☆
はじめてpremiereを使用する人でもわかり易く解説してあり
迷うことなく編集作業が出来ますが
用語等はある程度理解していないと内容が掴めないかと思います
一度premiereを触った上でファーストステップテキストと
してならオススメです
その反面、中級者〜には物足りない内容かと思います
初心者が初めに買う本としては◎です