パレットのキーを1つずつ取り上げ、それによって起こる効果や変化を丁寧に解説しているので、
「ここをいじるとどうなるのか」という疑問がすごくスムーズに解決される。
今までは「何となく」で使っていた効果の意味をきちんと理解し、操ることができるようになった。
「Shade入門書」としての使い易さは抜群だ。また、既にShadeユーザーの方も、「8」の新機能の理解と疑問点の解消を得ることができる。手の込んだ技法や美しいディテールを扱うための技術的な「土台」を形成するには必携の一冊。少々割高な感じはするが、中身からすれば十分お得な値だと思う。