具体例が多く、本がコンパクト
★★★★★
例が非常に多く、かつ本がコンパクトなのがいい。特に、数式や表などで例が豊富なので、それを参考にすればだいたい思いどおりに書けます。少し内容が古いのかもしれませんが、学部時代のレポートから学術論文作成まで、本としてはこの本だけで latex の文書は書くことができてます。
非常にわかりにくい内容
★☆☆☆☆
必要なタグをどこに置いたら効果が出るのか、などがいまいちはっきりわからない。トータルガイドというよりコマンドリファレンス。著者の他の本ではお世話になっただけに期待していたが、非常に残念である。
初心者が混乱してしまいそうな構成。
★★☆☆☆
本書の前著には随分お世話になったので、この改訂版には期待していました。しかし、著者は、その古いLaTeX209での利用経験が豊富なせいか、新しいLaTeX2eを消化しきれていないように見える。古いLaTeX209と新しいLaTeX2eの両方で共通に使えることを特徴したいようだが、初心者はかえって混乱してしまうだろう。LaTeX2eの良さも目立たないし、今や当たり前のポストスクリプトのグラフィックスの扱いも不充分な上に、ツールも今では使われないようなものの方が詳しく紹介されている。索引も引きにくい。具体例が多いだけに中途半端な内容が残念。