あまり具体的な使い方、実践法には触れていませんが、
ここまで初歩的というか、導入部分について書いている本はあまりないので、
私のような初心者には参考になりました。

実践するにはまた別の本を読む必要がありそうですが（笑）、
ユーストについて知りたい人は、最初に読む本として最適です。

著者は、本の企画段階の編集者との打ち合わせもustreamで公開。在京FM局のDJとして活躍する傍ら、USTREAM配信者としてサッシャさんとともに地道に番組を配信してきた。国際的な人生観にもとづく視点からustreamを捉えている。だれでも発信者になれることを訴えたこの本は、すぐ始められるインターネットライブ中継読本 2010年 09月号 [雑誌]等とも共通するところがあるだろう。あわせて読み比べてみることで、ますますDJ TARO氏の視点の正確さを理解することができると思われる。

ちょっと前までの自分からは想像もできなかったけれど、この本のおかげで機械音痴の僕もUSTREAMデビューできた！
まだまだ半分練習みたいなものだけど、この本を参考にもっとうまく「自分」発信できるようになりたい。しゃべりに自信がなくても「失敗」が許されるのがユーストリームだ、という著者の訴えがすごく心に響いたからこそチャレンジできたんだと思う。
この本とDJ TAROに感謝！！

気軽にはじめる　ＵＳＴＲＥＡＭ「自分」発信術

10年以上ラジオDJをされている筆者が考える「人にものを伝えるには何が必要か」を中心に書かれています。

筆者曰く、
”ユーストリームを使うことで、あなたの夢がかなったり、「こんな人とつながりたい」という思いが、
あっという間に現実のものとなったりするかもしれない。ユーストリームの可能性についても、詳しくお話していきたい”

はっきりと伝えことがある人はもとより、
漠然としているけれど、
何かを発信して、日常ではつながることのない人との接点を作りたい、
でも何をどうしたらいいのかな？
という方にこそ、この本を読んで見ることをおすすめします。

筆者の人柄だと思いますが（笑）、
モジモジしちゃう初心者の心理を考えられるかぎりあげてみて、
丁寧な解説でやさしく背中を押してくれます。

私はこの本を読んでみて、
草野球チームや、アマチュアバンドのような、
アマチュアブロードキャストのチームが全国にたくさんできると
視聴する側としても楽しみが増えていいな、と思いました。

購入者特性プレゼントも、配信するためのうれしいものが用意されています。
2010/8末まで、USTREAMを楽しめるプレゼント企画もあります。

Ustreamの概要や具体的な設定方法もひととおり押さえられているが、それよりなにより、放送の発信側としての心構えや何を発信すべきかなど、ラジオパーソナリティとしての経験を生かしたコメントが各所にちりばめられている。まだTwitterもこんなに盛り上がっていない時期から独自のUstream番組をやっていたDJ TAROさんならではのアドバイスは、安心感を得るためにもとても役立つ。
帯には「超初心者向け」と書いてあるけれど、こうした心構えについては、すでに番組をやっている人も含め、全レベルの人たちに読んでほしいなと感じた。