問題のレベル、構成ともほぼ実試験と同程度です。
試験合格のみを目指すなら、これ１冊で十分だと思います。

逆にrubyそのものから勉強する、という方は「楽しいruby」など
別の書籍を併用すべきです。

本書はあくまで試験対策本であり、ruby自体の全てを網羅しているわけではありません。

前半がRubyの説明になっていますが、簡単な説明になっています。
自分の中の考えを整理したり、ポイントをつかむのに役に立ちました。

後半は模擬試験問題となっています。
50問×2セットが用意されています。
模擬試験は、一回やってしまうと理解しないままに回答だけをなんと
なく覚えてしまいますが、あと一セットで再度弱いところがチェック
できます。
これで合格できました。

ただし、いまからRubyを学ぼうとする人にはお勧めしません。
詳細な説明がありませんので、別の入門書をお勧めします。

練習問題は本番の試験にかなり近かったです。
書いてあることがきちんと理解できてれば合格できるでしょう。

ページ数が増やし、値段が上がってもいいので、組込みライブラリなどの解説もなるべくこの本一冊でカバーしてほしいと思いました。(私の場合、電車での勉強が主なのですが何冊も持ち歩きたくないので)

これ一冊で合格できました。

薄いし、読みやすいので飽きません。
解説をざっと読み、問題を繰り返し解くことで短期間で試験を突破できます。

Rubyの最低限の知識を学ぶための入門書としてもいいかもしれません。
(あくまでも試験ガイドなのでRubyが書ける様にはなりませんが)

ふだんは、JavaでWebアプリの開発をしています。
興味があって、ここ２，３ヶ月Ruby(Ruby on Rails)を独学していました。

せっかく勉強したので、ためしにRuby技術者認定試験を受験してみようと思い、本書を手に取りました。

結果としては、90%の得点で合格できました。

他のレビューにもあるとおり、本書の構成は前半後半で二つに分けられます。
前半は、試験範囲にしぼって、Rubyの文法やらAPIやらをコンパクトに説明。
後半は、模擬試験。
となっています。

実際に試験を受けたところ、たしかに模擬試験と同様の問題が出題されて、かなりたすけられました。自分がうけたときは、半分ぐらいは模擬試験と同じか似たような問題だったとおもいます。
もっとも、試験の合格ラインは75%なので、本書の模擬試験を丸暗記しただけでは合格にはちょっと足りないかもしれません。

模擬試験で問題の傾向をつかんだら自分で知識を補足していく必要があります。
入門書のたのしいRubyは、試験対策としても有効です。

String, Array, Hash, IO, FileとDir, Timeのメソッドは、できるだけ多くのメソッドを正確に暗記しておく必要があります。うろおぼえだと、試験のときに迷います。「２つまではしぼりこめるんだけど」というようなことになります。

試験の感想がまじったレビューになってしまいましたが、
本書は、試験対策としては十分有用だったので、星４つです。