ポイント1:
受注を受けてからプロジェクトをはじめるという仕事のスタイル。
ポイント2:
大手が受注をし、そこから複数の下請け、孫請け、ひ孫受けに仕事を流すという、会社同士のつながり。
ただし、1点大きくことなるのは技術の進歩のスピードでしょう。
IT業界では、建設業界の技術進歩のスピードよりもはるかに速いため、その技術に対する習得度が低いのが現実です。このため、プロジェクト自体に大きく遅れがでたり、予算をオーバーすることは少なくありません。
業界について勉強するための一冊にするならば、むしろ「図解ソフトウエア業界ハンドブック
岩田 昭男 (著) ISBN: 4492092404 」をススメします。
IT業界に就職を希望する学生さんだけでなく、既にIT業界に席を置く新人の皆さんにとって、IT業界の今と将来展望が良くわかります。またシステムエンジニアといわれる職種に漠然とした憧れを抱かれている人にとって、どのようなキャリアパスを進むべきかが、良くわかります。メーカー・ソフトハウス・通信業者と各種業者の複合する業界を、見事に整理し尽くした業界読本であり、今までこのようなガイドブックを読んだことがありません。著者の幅広交友関係を反映したコラム欄は楽しくためになります。IT業界に夢を抱く20才台の若い人達に、一読をお奨めします。