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よくわかるプライバシーマーク

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 日本実業出版社
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   企業や自治体による情報漏洩事件が多発するなか、世界的に個人情報を保護する気運が高まっている。同時に、「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)」や「JIS Q15001」、「プライバシーマーク」などといった言葉が日常的に取り上げられるようになってきた。また、最近では、日々届けられるダイレクトメールの封筒などにプライバシーマーク(Pマーク)が印刷されているのを目にする機会も多くなってきている。

   そのプライバシーマークに関して、なぜ認定取得を目指す企業や団体が多くなっているのか、認定取得のメリットとデメリットとはなにかなどの基本を明らかにし、そのポイントと、認定取得までのスケジュールやコストを明らかにしているのが本書である。

   全6章のうち、後半の4章以降に、実際に認定取得に取りかかる際のステップやスケジュール、そして、各業界がどのような取り組みを行っているのかなどといった現実が詳細に書かれている。しかし、秀逸なのが前半の3章。プライバシーマークの基礎知識や、なぜ注目されているのかといった背景、ISMSとプライバシーマークとの違いなどがはっきりと理解できるようになっている。また、取得したのちにかかるコストや、取得したからといって売り上げに直接貢献するわけではないなどといった、はじめに知っておくべき現実を目の当たりにさせてくれる点も魅力である。取得に際する心構えや目的を明確にさせておくためにも、ぜひ飛ばさずに読んでほしい。

   そもそも、プライバシーマークがなじみにくいのは、カタカナの専門用語が多すぎるからというのも一因であろう。ひとつひとつ丁寧に解説している本書は、企業経営者や、個人情報を管理する部署で働くすべての人に一読をおすすめできる内容になっている。――2003年7月(朝倉真弓)

制度を理解するための位置づけ ★★★☆☆
最近注目を浴びているプライバシーマーク認定制度について、制度発足の背景、経緯、取得のメリット等については、最新状況が記述され制度自体の理解を目的とするなら満足いくレベルです。ただ、認証基準であるJISQ15001要求事項の解釈並びに自社の規定へどう反映していくか等の項目について企業が具体的に取り組む際に指南書として活用するには

内容が薄い感がある。この書籍のほか2冊ある同種の書籍に比較すると入門中の入門という位置づけといえる。