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あなたの「個人情報」が盗まれる (雑誌ブックス)

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本
ブランド: 小学館
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どこかの主張よりはマシ ★★★☆☆
世の中には住基ネットカードは持っているだけで思想と行動をチェックされ、目的は有事法制だ!などと言う人たちがいる。

この本はそんな技術的根拠の無いことは書いていない。
しかし、いくつか注文がある。

まず、住基ネットと関係ない話が気になる。「市町村合併」と「銀行の名寄せ」だ。後者は住基ネットの民間利用というデメリットと脱税防止というメリットがあるのでメリットと結び付けられればよかったのだが。

そして、積極的に取り組んでいる自治体の話を「まれにある」で片付け、公的機関(図書館、私立病院)のカードと共用できることには触れていない。カードの枚数が減るだけでも喜ぶ人というのは実はいる。

またSuicaに関して間違いを指摘すれば、ここで触れていることは磁気定期券でも塊??現している(例、私鉄の改札を通過するとメールがくるサービス)

最大の問題は、セキュリティの「外部被害」(クラッキング)と「内部被害」(利用者による不正利用)を分けられていないところである。技術的な外部被害に対する指摘だけで、内部被害に対して教育が必要だと点には全く触れていない。確かに外部被害の発生数は多いが、被害額が多いのは内部被害なのだ。セキュリティの世界では対策の異なる両方を分けるのは常識だと思う。そして、脅威だけを煽って解決策の提示がないのだ。

最後に細かいところでLinuxの開発者は「リーナス・トーヴァルズ」である。「ライナス・トーヴァルド」とは資料で書かれたアルファベットを適当に読んだようだ。また、いくら役所のコンピュータに張ってあるからと使っていァ?ファイアーウォール製品名を本に書くとは解説した吉田氏の良識を疑う。

あと、UNIXがWindowsより優れていると「コマンドライン」だからという理由だけで決めている。それは違うのだが、別の機会で。

情緒よりも理性に訴えて欲しい ★★★☆☆
 「小学ç"Ÿã§ã‚‚ç 'れる住基ネット」とか「景色の美ã-さも吹き飛ã‚"でã-まうような悲惨な実æ...‹ã€ã¨ã‹ã€æƒ...ç·'的な記述が多い本です。代表例ã‚'ï¼'つあã'てみます。
例ï¼':「住基カードが実印になる恐æ€-」という章で、住基カードã‚'誰かに読みå-られる危険性があると指æ'˜ã-ています。ã-かã-それは、カードのæš-証番号がç"Ÿå¹'月æ-¥ãªã©ã®ä»-人でも推測できるå '合や、忘れないようにメモã-て貼っておいたå '合の話であり、結局はカード所有è€...の自覚の問題と思われます。そのç›'後の記述で、誰かが意地悪でわã-と誤ったãƒ'スワードã‚'ï¼"回å...¥åŠ›ã™ã‚‹ã¨ã€ã‚«ãƒ¼ãƒ‰ãŒä½¿ãˆãªããªã£ã¦æ"¹ã‚ã¦æ‰‹æ•°æ-™ã‚'払わなくてはならないã"とã‚'指æ'˜ã-て章が終わっていますが、章の見出ã-とæ¯"べると些ç'°ãªã"とのように思われます。
例ï¼':æš'力ã‚'奮うå¤!«ãŒå¦»ã®ä½æ°'票コードã‚'知っていて、役所の「住基ネットのæ‹...å½"è€...ã‚'利ç"¨ã-て妻の転å±...å...ˆã‚'調べようとすれば簡単にできてã-まいます」というくだりも大袈裟です。æš'力夫が住基æ‹...å½"è€...ã‚'利ç"¨ã§ãã‚‹ç¢ºçŽ‡ã¯ä½•ï¼...でã-ょうか。また、住基コードは理ç"±ã®å¦‚何にé-¢ã‚ã‚‰ãšå¤‰æ›'可能ですから、妻にも予防ç­-がとれます。

 また、住基カードå†...に基本ï¼"æƒ...報がå...¥ã£ã¦ã„ã‚‹ã"とã‚'前提に議è«-が進められていますが、現実には、ã"の本が出版されるï¼'å¹'前にï¼"æƒ...報はå...¥ã‚Œãªã„ã"ととされており誤りです。
 住基ネットã‚'ç›'接インターネットと接続ã-ていた自治ä½"があったり、古いOSが使ç"¨ã•ã‚Œã¦ã„るなど、ã"の制度に国æ°'å...¨ä½"が厳ã-い目ã‚'å'ã'るå¿...要性ã‚'感じまã-た。ã-かã-、å...¨ä½"的に、「危ないぞ!」という漠然とã-た警å'ŠãŒå¤§ããèžã"え!る割には、æ"¾ç½®ã™ã‚‹ã¨å...·ä½"的にどのような社会になってã-まうのかが、説å¾-力ã‚'もって伝わって来ませã‚"でã-た。

一刀両断。 ★★★★★
櫻井女史は0ï¼'å¹'より長野県審議会のメンバーになる以前から住基ネットワークというシステムの本質と問題点ã‚'追いかã'られていますが本書はその(å½"面の)集大成とでもいうべきもの。

国æ°'総背番号制ã‚'何となくウサン臭い、と思っているæ-¹ã¯å¤šã„が、æ-¢ã«ä¸€æ™‚運ç"¨ãŒé-‹å§‹ã•ã‚Œã¦ã„ã‚‹ã"のシステム、一ä½"いま何がやばくて今後システムの利ç"¨ç¯„囲が(恣意的に)拡大されるã"とでæ›'にどうなっていくのか、というã"とがよくわかる。要はæˆ'ã€...はクニに自分たちの個人æƒ...å ±ã‚'ネット上で「å...¬é-‹ã€ã™ã‚‹ã®ã«ã‚'ーサインã‚'出ã-てã-まったというã"と。

æ"¿åºœèª¬æ˜Žã®ãƒ•ã‚¡ã‚¤ã‚¢ã‚¦ã‚©ãƒ¼ãƒ«ãŒã‚るから、というのは実は言è'‰ã®æ„å'³ã‚'わからず使っているというã"とは、前半部分、è'-è€...の各自治ä½"へのå-材からæ-¢ã«æ˜Žã‚‰ã‹ã«ãªã‚‹ãŒã€å¾ŒåŠã®ã!‚»ã‚­ãƒ¥ãƒªãƒ†ã‚£ãƒ¼ã‚³ãƒ³ã‚µãƒ«ã¨ã®å¯¾è«‡ã‹ã‚‰ã€ã‚ãŒå›½ã®æ„è­˜ã®ä½Žã•ï¼ãƒãƒƒãƒˆãƒ¯ãƒ¼ã‚¯ã¯å›½é˜²ã¨ã„う認識の欠如ã‚'思い知らされた。

住基ネットワークから離れるが、主要幹線é"路や高速é"路上にå-り付ã'られた国æ°'監è¦-カメラ「Nシステム」の存在ã‚'ã"存知のæ-¹ã‚‚多いだろうが、è'-è€...も指æ'˜ã-ているように、(住基システムのメリットとã-てあã'られている)「引越ã-の手続きで役所に行くのが一回ですむ」「ãƒ'スポートç"³è«‹ã«ä½æ°'票添付不要」などのç'£æœ«ãªãƒ¡ãƒªãƒƒãƒˆã«è†¨å¤§ãªãƒ ãƒ€é‡'ã‚'そそぎã"み、æ-°ãŸãªãƒ-ライバシー蹂躙のå...¬çš„システムã‚'見切り発車させたé-¢ä¿‚è€...に是非一読ã-てもらいたい快è'-です。