一通り読み通し、サンプルも実行したり入力したりで作成してみましたが…

・誤植が目立つ（動作が確認できないレベル）
・サンプルが動作確認してないと思われるものがある
　→行番号と「：」がソースの全行についているものがある
　→サンプルの画像が存在しないものがある
（筆者が公開しているサンプルページから拝借しました）
　→ソースの指定は.pngなのに実際にサンプルとして添付してあったのは.gif
　→フォルダ名が間違っている

などなど…CD-ROMか何かの媒体を添付したほうがよかったのではないでしょうか。
そうすれば最低限動作確認ぐらいはするでしょうし、サンプルソースの品質も高まったのでは。

また、CakePHPフレームワークを使っているという点は評価できるのですが、そこの説明もわかりづらかったです。基礎的な知識を押さえておく必要はあるのでしょうが、最低限本書だけで動作確認だけはできる、というレベルの記述は最低限押さえておいてほしかったです。

ある程度技術的基礎がある方なら注意深くチェックしてなおせるレベルですが、売り物としてはちょっとどうかと思います。

それが耐えられる方にならオススメできますね。

作り方が偏りすぎていてflashで製作している自分にはあまりためになりませんでした。
買う前に本屋で立ち読みして内容をチェックすることをお勧めします。

opensocialの仕組みを解説している本は少なかったので予約して買ってしまいました。
確かに基本的な部分を学ぶにはいいとは思います。
しかしできるだけ広くカバーしようとするあまり、個々の説明を少しはしょりすぎかも。
「この機能はこうです」と説明はあるけど、その仕組みに関して充分な説明はなくどんどん次へ
だからと言ってTIPSがある訳ではなく、ソースはシンプル過ぎて参考になりませんでした。
多分著者は自分がよくわかっているのでmixiアプリ開発初心者がどこで悩むか分かってないのかも…
わりと巻末でマニアックなサンプルゲーム作りにページをたくさん割いてますが、それよりもデバッグの方法やテストのノウハウを書いて欲しかったです。
そういう意味で入門書でも、リファレンスでも、テクニック本でもない。ちょっと中途半端な気がしました

同僚に借りて15分ほど流し読みしました。

OpenSocial アプリケーション開発に必要となる基本的な知識 + mixi アプリ開発に固有のテクニック + アプリの企画・運用指南
という三つの要素について、それぞれバランスよく説明してあります。
プログラミングにはあまり詳しくないけど、面白いアプリを企画して作ってみたい！という人には良い入門書となりそうです。
逆に、広範囲の話題にページを割いているので、開発者の視点でみるとやや物足りない部分も。特に外部サーバ呼び出しの部分は、まったくの未経験者にとってはこの本だけでは十分ではないでしょう。

個人的には、開発時のキャッシュコントロールについての解説がありがたかったです。こういう細かいテクニックは検索してもなかなか探しづらく、案外開発効率に影響するので、本書に書いてあったのは助かりました。