学術的な本も持っているが、やたら数式が多くなかなか先に進めなくなる。
その点この本は「試験対策用」に出来ているので、取りつきやすい。
３２回の学科・専門は７問しか正解出来なかったが、
今回の第３３回学科・専門は１４問正解することが出来た。
学科・専門を突破したい方に是非お勧めします。
よい本だと思います。

専門知識に特化したテキストとして便利ではあるが以下の点でこのテキストだけに頼った勉強では不十分と思われ，改訂版の発行が望まれる．

１．誤植，誤記がかなりある．そのため誤解のおそれや理解困難なところがいくつかあった．
２．専門知識の試験ではかなりあたらしい知識が出題されるが，古い説明のままのものがある．
３．過去問演習をやっていて，この本では全く触れられていない内容にいくつか出会った．

いいです！この本。気象予報士の専門知識に関しては、一冊にまとまった参考書が出版されておらず、あれやこれやと色々な本を買い集めて勉強しなければいけませんでした。しかし、この本があれば、たくさんの参考書を購入する必要はありません。実にコンパクトにまとまっていると思います。おすすめです。

何冊かのテキストを買ってみたが、これが一番分かりやすかった。
初心者が分りにくい点や、つまづきやすい所をうまく捉え、
懇切丁寧に解説してある。
学科一般知識のテキストはこれ一冊があれば合格点を
取れるような気がする。
ただ、例題が多少貧弱な気がする。
しかし、その点を差し引いても、私は最高の一冊だと思う。
おかげさまで、３３回の学科は合格した模様です。
一つだけ難点を言えば、誤記・誤植が多いということです。
　学習が進み理解が深まってくると、誤植・誤記であることに気付きますが、
初歩段階ではそれに気付かず誤っ知識を植え付けられてしまい
理解の困難に繋がってしまいます。
例えば、金星が火星と取り違えられて、「非常に厚い大気がある」と書かれていたり
　「膨張」が「圧縮」になっていたり、ＰがＲになっていたり、
極め付きは、Ｐ１７４の小見出し
「気圧傾度が等しければ高緯度ほど風速が“大きく”なる」
となっております。正しくは“小さく”なるですよね。
　単純な誤記・誤植でしょうが、初心者にとっては致命的な
誤説明になってしまいます。
H2010／２／２１　追記

専門知識の内容はまあまあだが、
誤字や罫線の引き間違え、根本的な日本語としての間違いなどが、
とにかくひどい。
例えば「レイリー散乱」についての項目で、
説明文では「レイニー」となっている、等々。
読み手としても、本に書いてある内容が本当に正しいのかを
別の文献等で確かめながら読む必要がある。
しっかりと校正し直した方が読者のためになる。
他の方の評価が、なぜこんなに高評価なのだろう？？