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壬生義士伝 (1) (KADOKAWA CHARGE COMICS 20-1)

価格: ¥1
カテゴリ: コミック
ブランド: 角川グループパブリッシング
Amazon.co.jpで確認
侍の時代の黄昏 ★★★★★
元々の掲載誌だったコミックチャージは休刊になってしまいましたが、
今年に入って別冊少年マガジンに移籍したことで新たな発表の場が確定。
それに伴って講談社から新しく出し直された単行本が本商品です。
連載の方は順調に進めば[証言其の一]の再掲載に引き続き新章に突入するものと思われ、
ながやす巧版「壬生義士伝」の継続に光明が見えてきたのは喜ばしい限りです。

作品内容については他の方も書いている通り、お勧めの一言なので、
ここでは昔出た角川コミックス版と今回の講談社版の両方買った自分が、
両者の違いを書いておきます。

元の原稿は第1話の冒頭8ページカラーに続き4ページが二色で描かれているわけですが
講談社版コミックスではカラー8ページの後すぐ白黒での収録になってます。
この点、角川版では二色ページの所まできっちり色付きで収録していました。
二色ページが単行本化の際に白黒で収録されるのは珍しくありませんが
角川版がカラーで表現していただけに、惜しいところです。
こだわらない人であれば問題ないかと。

本文ですが、講談社版になって歴史的用語に注釈が付くようになりました。
注釈は基本的にコマ外の余白に入れているものが多いのですが、一部絵に重ねてる個所もあります。
あと、小さなことですが台詞の中の漢字には全てふりがなが付きました。
角川版は、現代では使わない単語や方言の台詞等にふりがなを付けるに留めています。

そしてこれが講談社版の一番のメリットだと思いますが、巻末に扉絵集が付き
連載時に使われた扉絵から4枚がピックアップされて掲載されてます。
個人的には全て掲載してほしかったぐらいですが、追加要素がある事実は大きいと思います。

角川版と講談社版で表紙の絵が違うので、コレクター的には両方持っておきたい所ですが
どちらかと言うと講談社版は、読む人に対する敷居を下げることをより意識しているようにも思え、
人に薦める場合にはこちらの方が適してるのではないでしょうか。
そして二色ページも色付きで見たい人、絵の上に注釈が被るのが嫌な人、ふりがなが多いとうるさく感じる人には
角川版が読みやすいのではと思います。
伏線の回収にどの程度の期間が必要か。 ★★★★☆
ストーリー、画力共に一級品。
血塗れの主人公が、ヨタヨタと歩く様から始まり、切腹に葛藤する。
そして、神田の飲み屋の回顧録へとシーンが変り、2 巻へ続く。
とりあえず、第一章として完結したので 1, 2 巻あわせれば、お勧めな作品です。

しかし 2 巻になっても、切腹の葛藤は、まだ結論が描かれず、
他の証言を求める為、第一章として完結しています。
筆の早いとは思えない著者が、どの程度の期間でこの義士伝を纏めあげるのか。
気長に待てない人は手を出してはいけないと思います。
今後が楽しみ!! ★★★★☆
この漫画、強烈に渡辺謙主演のTV版を意識していますね!
あの感動作を漫画でもう一度って感じです。
映画版の酷さに愕然とした私としては、
TV版の謙さんを強く意識した主人公描写は好感が持てます。
浦沢直樹さんが絶賛したのもわかる筆力ですね!
前半は、若干説明口調で淡々としていますが、
後半から俄然おもしろくなりますよ。
これから楽しみでなりません。
素晴らしい ★★★★★
浅田次郎原作 ながやす巧作画で送る『壬生義士伝』ドラマや映画にもなった作品ですが、ながやす巧の素晴らしい絵で見るのはまた違った感じを受けます。とにかく、絵は綺麗で文句が付けられないです!